前編ではメイケイエールとナムラクレアのデータについて取り上げたが、後編でデータ面から上位進出の可能性を秘めた穴馬候補2頭を取り上げたい。
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■データが導く2022スプリンターズSの穴馬候補は
<穴候補1 ウインマーベル>
初の古馬混合戦だった前走キーンランドCは2着。勝ち馬の強襲に遭ってしまったものの、能力の一端を示した。GIの今回はさらなるメンバー強化で臨む一戦となるが、同馬を後押しするデータはこちら。
・急坂かつ良馬場芝での成績【2.1.0.0】
馬券内率に換算すると100%。前走は直線平坦コースの札幌だったが、坂を力強く駆け上がるこの馬にとってよりスピードが強調される条件は2歳時の戦績が示すようにミスマッチなのだう。2走前の中京芝1200m戦は斤量57キロを背負っての勝利。舞台替わりで侮れない1頭だ。
<穴候補2 ダイアトニック>
近2走はフタ桁着順が続く馬。7歳を迎えてピークアウトしてしまったのか……そんな印象を抱いてしまうところだが、以下のデータをご覧いただければ評価は一変するはずだ。
・距離短縮ローテの成績【3.1.2.1】
こちらは馬券内率85.7%。3走前の阪急杯は上記ローテでの重賞制覇だった。イン伸び馬場かつ外枠を引いて出遅れた2走前、距離不適の前走は参考外。本レースで5度の連対歴がある岩田康誠を背に大駆けがあっても驚けない。
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▼競馬ストーリーテラー・田原基成の重賞分析TV「2022スプリンターズS-全頭分析編」
著者プロフィール
田原基成(たはらもとなり)●競馬評論家 競馬予想の魅力を世に発信し続ける「競馬ストーリーテラー」。予想に対して謎ときに近い魅力を感じており、ローテーション・血統の分野にて競馬本を執筆。現在はUMAJIN内「競馬サロン」にてコラム【競馬評論家・田原基成のいま身につけるべき予想の視点】 執筆中。『SPREAD』ではデータ分析から読み取れる背景を紐解き、「データの裏側にある競馬の本質」を伝えていく。




















