■J2残留は実質的に4チームの争いに 10月1日と2日に行なわれるJ2リーグ第39節。残り4試合となった今、残留争いも…
■J2残留は実質的に4チームの争いに
10月1日と2日に行なわれるJ2リーグ第39節。残り4試合となった今、残留争いも苛烈だ。
すでにJ2残留が決まっているのは14位のレノファ山口FCまでで、15位以下の7チームは残り4試合に残留をかけることになるが、実質的には19位以下の4チームが当事者と考えていいだろう。
19位の大宮は勝点38、20位のザスパクサツ群馬は勝点36、21位のいわてグルージャ盛岡は勝点33、最下位のFC琉球は勝点31となっている。
大宮は未消化分の試合があり、残り試合がひとつ多い。しかし、そのぶん日程が厳しい。さらに言えば、対戦相手はJ1参入プレーオフ圏を争う山形だ。試合数が多いことが、アドバンテージになるとは言いきれない。
今節は大宮と群馬が激突する。過去の対戦成績は大宮の5勝2分で、直近の2試合は大宮が勝利している。
今シーズン最初の対戦は4月27日の12節で、大宮が3対2で勝利した。当時の大宮は霜田正浩監督のもとで1勝3分7敗の21位に低迷しており、群馬は5勝2分4敗で6位だった。チームの状態は好対照で、この試合でも群馬が4分にMF岩上祐三のPKで先制する。さらに27分、FW平松宗が追加点をあげて、アウェイで2点のリードを奪った。
群馬は34分にも得点機を得る。この試合2度目のPKを獲得するが、岩上のキックを大宮のGK南雄太がストップする。
これで流れが変わった。
大宮は57分にFW菊地俊介がゴールを奪うと、62分にCB西村慧祐がヘディングシュートを突き刺す。さらに68分、MF矢島慎也が逆転弾を蹴り込んだ。ホームの大逆転劇で、大宮が相性の良さを証明したのだった。
大宮がシーズンダブルを達成し、J2残留へ近づくのか。群馬が大宮からJ2初勝利をあげるのか。注目のサバイバルマッチは、1日14時キックオフだ。
■最下位の琉球は2位・横浜FCと激突
21位の岩手は、36節から3連敗中だ。8月以降は1勝8敗と、苦しい戦いが続いている。
今節は山口とアウェイで対戦する。名塚善寛監督が指揮する山口は、34節の横浜FC戦から5試合負けなしと好調だ。前節は群馬を6対1で下している。岩手にとっては厳しい戦いが待ち受けていると言わざるを得ない。
22位の琉球も、勝利から遠ざかっている。最後に勝点3をつかんだのは8月13日の31節で、その後は4分3敗となっている。
勝利をつかめない原因は得点力不足だ。33節から6試合連続で無得点に終わっている。29節から3試合連続ゴールを記録した長身FWサダム・スレイも、前節はスタメン落ちで出場機会がなかった。
ホームのタピック県総ひやごんスタジアムに迎えるのは、2位の横浜FCだ。3位・ファジアーノ岡山の追走を受けながらも、37節はヴァンフォーレ甲府を1対0で、前節はV・ファーレン長崎を2対0で退け、J1返り咲きに近づいている。彼らにとっても負けられない一戦だ。FWの小川航基は現在21得点でJ2得点王を狙う。
J2残留のためには勝点3が必須となるホームゲームで、琉球は7試合ぶりの勝利をつかめるのか。J1昇格争いとJ2残留争いの影響を及ぼすバトルは、1日の18時30分キックオフだ。