フェドカップ・ワールドグループ・プレーオフ(4月16、17日)の「ベラルーシ対ロシア」は、ロシア・モスクワの開催で、インドア・クレーコートで実施された。 ベラルーシがワールドグループの座を初めて守った。勝利を決めた3勝目はベラルーシのア…
フェドカップ・ワールドグループ・プレーオフ(4月16、17日)の「ベラルーシ対ロシア」は、ロシア・モスクワの開催で、インドア・クレーコートで実施された。
ベラルーシがワールドグループの座を初めて守った。勝利を決めた3勝目はベラルーシのアリャクサンドラ・サスノビッチが、ロシアのマルガリータ・ガスパリヤンを4-6 6-1 7-5で破って挙げたものとなった。
この勝利でベラルーシが3勝1敗としたが、最後のダブルスはロシアが勝ち、対戦通算は3勝2敗でベラルーシの勝利となった。
ベラルーシは世界ランキング5位のビクトリア・アザレンカがロシアの18歳、ダリア・カサキナを6-2 5-7 6-3で下して王手をかけ、その後、サスノビッチが続いた。
カサキナは、エレナ・ベスニナとのペアでダブルスにも出場し、ロシアのオルガ・ゴボルツォバとアリヤ・サバレンカを6-4 6-2で下している。
ロシアは昨年の準優勝国。2月のオランダ戦でまさかの敗戦を喫してからワールドグループ維持を目指していたが、このベラルーシ戦ではスベトラーナ・クズネツォワを欠いた布陣となっていた。
カサキナとアザレンカは土曜日のシングルスで、いずれも勝利して1勝1敗で2日目を迎えていた。フェド杯が現在のフォーマットになって以降でベラルーシがワールドグループを戦うのは初めてで、フェデレーションカップと言われていたかつてのフォーマットを含めると、1994年以来のワールドグループ入りとなる。(C)AP