「Shiogori Camp」というマリンアクティビティやキャンプコンテンツを実施し、地域に愛されるイベントの協力のもと、2022年9月18日(日)に和歌山県田辺市にて開催された『Urban Sports Camp』。「アーバンスポーツを通…
「Shiogori Camp」というマリンアクティビティやキャンプコンテンツを実施し、地域に愛されるイベントの協力のもと、2022年9月18日(日)に和歌山県田辺市にて開催された『Urban Sports Camp』。
「アーバンスポーツを通じて日本全国に笑顔を届けたい」をコンセプトとし、今後、全国への展開を視野に入れたコンテンツの第一回目となる。
県内外からプロのパフォーマンスを観にたくさんの子どもたちが集まった。
photograph by Takeshi Hayakawa
本来は目の前に海が望める田辺市扇ヶ浜公園の特設会場にてShiogori Camp内で開催される予定だったが、台風14号による雨天の影響のため当公園に隣接した田辺市武道館に会場を移し開催。
惜しくもスケートボードのデモ走行とワークショップは中止となったものの、ダブルダッチとブレイキンはプロによるショーケースとワークショップが当会場のメインアリーナにて開催された。
さらにコンテンツを盛り上げるためにスペシャルゲストによるワークショップと子どもたちのダンスのショーケース、そしてアーティストによる演奏も行われた。
以下は台風の影響を跳ね除けるほどの盛り上がりを見せた本コンテンツの様子である。
コンテンツの様子
Double Dutch/ダブルダッチ
世界を代表するプロダブルダッチチーム「REG☆STYLE」によるショーケース
photograph by Takeshi Hayakawa
まず、本コンテンツの皮切りに披露されたのは今回注目のアーバンスポーツ「ダブルダッチ」のプロパフォーマーチーム「REG☆STYLE」によるショーケース。子どもたちの中にはダブルダッチを初めて知った子もいたものの、世界王者を3度獲得した彼らのダイナミックでテクニカルなパフォーマンスに目が釘付け。
「REG☆STYLE」によるダイナミックなパフォーマンス
photograph by Takeshi Hayakawa
ダブルダッチの魅力に惹かれ、2回に分けて行われたワークショップではたくさんの子どもたちが殺到。体験時間ギリギリまで列が途切れることはなく参加した子どもたち全員が楽しんでいる様子を見受けられた。
お友達同士でダブルダッチを体験。
大人と子どもも一緒にダブルダッチを楽しんだ。
キッズダンス
キッズたちによるダンスの披露
そして1回目のダブルダッチのワークショップ後に開催されたのは「ENTER DANCE STUDIO」によるキッズダンスのショーケース。各グループが日々の練習の成果を友達や家族、プロのパフォーマーや観客の前で披露しそのパフォーマンスに観客は盛り上がっていた。
キッズたちによるダンスの披露
Breaking/ブレイキン
「MORTAL COMBAT」による息ぴったりでハイレベルなムーブ
photograph by Takeshi Hayakawa
またパリ五輪での選出が決まり注目を集めているアーバンスポーツ「ブレイキン」のショーケースには7度の世界大会優勝経験を持つ「MORTAL COMBAT」が登場。メンバー5人は息の合った連携の中でダイナミックかつ高難度のムーブを披露。子どもたちはそのパフォーマンスに目を光らせながらもどうしたらあの動きができるのかと不思議な面持ちだった。
「MORTAL COMBAT」による世界最高峰のパフォーマンス
photograph by Takeshi Hayakawa
そんなブレイキンに難しいイメージを持つ子どもたちもいる中で迎えたワークショップではMORTAL COMBATのメンバーが丁寧に手取り足取りステップバイステップで指導。最終的には一つのルーティンとして親御さんに披露できるほどになっていた。
EXILE ÜSAによるスペシャルワークショップ
スペシャルゲストとしてコンテンツを盛り上げたEXILE ÜSA
photograph by Takeshi Hayakawa
本コンテンツのスペシャルゲストとして参加したのはEXILE ÜSA。ワークショップではÜSA自身が監修した「 DANCEARTH体操 」を元に子どもたちと一緒に楽しく踊った。
人気ダンス・ボーカルグループ「EXILE」のメンバーとしてはもちろんのこと、パフォーマーとしても活動している、ÜSAから今回直接レクチャーを受けながら一緒に踊れる貴重な機会ということもありたくさんの子どもたちが参加。
幼児園児から上の年齢は中学生までの子どもたちが終始笑顔でÜSAの振り付けに倣って踊っていた。
ワークショップで子どもたちと楽しく踊るEXILE ÜSA
photograph by Takeshi Hayakawa
地域性に見事マッチしたスポーツ体験コンテンツ。「アーバンスポーツ x 扇ヶ浜公園」
コンテンツのフィナーレには特別に
「REG☆STYLE」と「MORTAL COMBAT」のコラボセッション
photograph by Takeshi Hayakawa
「Urban Sports Camp」が今回開催されたのは和歌山県田辺市扇ヶ浜公園に隣接する田辺市立武道館。和歌山県といえば東京オリンピック2020スケートボード競技パーク種目で金メダルを獲得した同県岩出市出身の四十住さくら選手が有名だが、ここ田辺市は今回惜しくも叶わなかったが晴天であれば本コンテンツでパフォーマンスを予定していた国内でも指折りのトップスケーターで同競技ストリート種目の選手である池慧野巨選手を輩出した地域なのだ。
そんな田辺市にあるここ扇ヶ浜公園にスケートパークができたのは2008年。当時からスケートボードを始めBMXやバスケットボール3×3などのアーバンスポーツが人気だったそうだ。そんな中、東京五輪での四十住選手の快挙により一気にアーバンスポーツが注目を浴び、それ以降扇ヶ浜公園ではスケボーやBMXを楽しむ学生や社会人が増えたとのこと。
当初開催予定だった扇ヶ浜公園の海をバックに
特別にパフォーマンスをする「REG☆STYLE」
photograph by Takeshi Hayakawa
そんな歴史を持つ場所にてこのタイミングで開催されたのが「Urban Sports Camp」。とりわけアーバンスポーツに関心が高くなっているこの地で行うことで単なるアーバンスポーツの普及だけではなく、競技の特性上若年層が多いこのスポーツを通じて地方エリアが持つ課題である若年層獲得の実現に繋がると見込まれるのだ。まさに地域性に見事マッチしたコンテンツと言えるだろう。
最後に
プロのパフォーマンスを真剣に観る子どもたち
photograph by Takeshi Hayakawa
今回「Urban Sports Camp」の中で、参加した子どもたちがみんな目を輝かせながら楽しそうにプロのパフォーマーたちのショーケースを見ており、また意欲的にワークショップに参加していたのが特に印象的だった。
今回のコンテンツを盛り上げてくれた
「REG☆STYLE」と「MORTAL COMBAT」のクルーたち
photograph by Takeshi Hayakawa
そして、パフォーマンスを披露した「REG☆STYLE」と「MORTAL COMBAT」の両チームのリーダーがコンテンツの最後に子どもたちに伝えた言葉、
「子どもたちが未来のスターになれるようにアーバンスポーツを広めていきます!(MORTAL COMBATリーダー・YASU)」
「一緒にアーバンスポーツで和歌山をUPしていきましょう!(REG☆STYLEリーダー・Ko-ya)」
が次世代へのバトンとして、ここ和歌山でさらにアーバンスポーツが広がっていくことの可能性を大いに感じることができた。
地域密着型イベント「Shiogori Camp」内で開催された本コンテンツは、多くの地元の方々中心にアーバンスポーツの世界観を届けられたと思う。
今後も一人でも多くの子どもたちがこのコンテンツを通してアーバンスポーツを知って始めるきっかけとなることを心から願う。
コンテンツ概要
コンテンツ名称 : 「Urban Sports Camp」in Tanabe Wakayama
開催期間 : 2022年9月18日(日)
※詳細は公式HPをご覧ください。
会場:田辺市立武道館メインアリーナ (和歌山県田辺市扇ヶ浜2番10号)
協賛:カーポートマルゼン、XPERIA、乃村工藝社
メディアパートナー: FINEPLAY
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