今週末には暦も10月に突入。後半のGIシリーズが開幕となります。 開催は「中山・中京」2場。まず土曜日に中京競馬場で…

 今週末には暦も10月に突入。後半のGIシリーズが開幕となります。

 開催は「中山・中京」2場。まず土曜日に中京競馬場で、ダートのGIII戦・シリウスS(ダート1900m)、そして日曜日には中山競馬場でGI・スプリンターズS(芝1200m)が行われます。

 毎週、重賞での激走馬を予想するこのコーナー。膨大なデータを駆使したnetkeibaオリジナルAIが、今週はスプリンターズSの狙い馬を探します。

 月曜日現在の登録馬は20頭。フルゲートは16頭です。

 人気上位になりそうなのは、なんといっても先日のGII・セントウルS(中京・芝1200m)も快勝し、6つめの重賞タイトルを手にしているメイケイエール(牝4・栗東・武英厩舎)でしょう。昨年は3歳でこのレースに挑みましたが、結果は4着。しかし、持ち前のスピードで今年になってから重賞を3勝しており、初のGIタイトル奪取が期待されます。

 その他の予想人気上位組では、同世代のマイル王・シュネルマイスター(牡4・美浦・手塚厩舎)が初の芝1200mに挑戦。今年のGI・高松宮記念(中京・芝1200m)を、8番人気ながら勝利しているナランフレグ(牡6・美浦・宗像厩舎)も春秋スプリントGI連覇を狙います。

 さらに3歳勢からは、GIII・函館SS(函館・芝1200m)1着のナムラクレア(牝3・栗東・長谷川)、GIII・葵S(中京・芝1200m)1着ウインマーベル、GIII・CBC賞(小倉・芝1200m)1着テイエムスパーダ(牝3・栗東・五十嵐厩舎)なども出走。ほかにも一発の期待できそうな馬が多く混戦模様です。

【初スプリント戦も好走傾向にも合致】

 予想はすべてAI任せ。枠順や当日の馬場状態予測を反映していない現時点のものとなりますが、人間の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような穴馬を選出することもあります。

 月曜日時点でAIが選出してきた本命候補は、シュネルマイスター(牡4・美浦・手塚厩舎)でした。

 冒頭にも紹介した通り人気上位が予想される1頭。芝1200mのスプリント戦は初の挑戦となりますが、AIはそれでも問題なしと判断したようです。

 同馬は父Kingman、母セリエンホルデ(母父Soldier Hollow)という血統。父は仏G1・ジャックルマロワ賞の勝ち馬、母はG1・独オークスを勝利しているという超良血です。

 これまでの成績は9戦4勝。直度数では[4-3-1-1]と安定した成績を誇っています。

 デビューから2連勝で1勝クラスのひいらぎ賞(芝1600m)を制したシュネルマイスターですが、3戦目のGII弥生賞(中山・芝2000m)では惜しくもタイトルホルダーに敗れ2着。それでも、距離短縮で挑んだ次のGI・NHKマイルC(東京・芝1600m)は巻き返しに成功し、4戦目にして初のGIタイトルを手にしています。

 その後もマイル前後の距離を主戦場とし、GII・毎日王冠(東京・芝1800m)で優勝。GIでは惜しくも勝ち切れない競馬が続いていますが、昨年のGI・安田記念(東京・芝1600m)で3着、今年はGI・マイルCS(阪神・芝1600m)、安田記念をともに2着と好走しており、能力の高さは疑いようがありません。

 やはり、今回のポイントは初めてとなる1200mの距離。スプリント戦のスペシャリストが揃うなか、どこまでこの馬のスピードが通用するかは意見の分かれるところでしょう。

 ただ、昨年は唯一距離短縮で挑んだシヴァージが10番人気ながら3着と健闘。一昨年もグランアレグリアが安田記念からの直行でこの舞台を制していますから、チャンスは十分にありそうです。

(netkeiba編集部)