■ファインゴール2連発!2位・横浜FCが快勝 9月24日、25日に行なわれたJ2リーグ第38節。2位の横浜FCは、7位…
■ファインゴール2連発!2位・横浜FCが快勝
9月24日、25日に行なわれたJ2リーグ第38節。2位の横浜FCは、7位のV・ファーレン長崎を2対0で下した。
FWマルセロ・ヒアンが凄いゴールで魅せた。2試合連続のスタメン出場となったブラジル人アタッカーは、30分に自陣左サイドからの縦パスに反応し、左サイドのオープンスペースでボールを収める。一気の加速で相手DFを追い抜いたそのスピードに、スタンドがどよめいた。
ここからは冷静な作業だった。ペナルティエリア左から、左足でニアサイドを破った。8月上旬に追加登録されたマルセロ・ヒアンは、出場5試合目での初ゴールとなった。
1対0で迎えた後半開始直後には、FW長谷川竜也の左足がうなりをあげる。ペナルティエリア手前で相手のクリアボールを回収すると、ペナルティアーク左外で左足を振り抜く。低く鋭い弾道の鮮やかな一撃が、ゴール右に突き刺さった。
GKスベンド・ブローダーセンが前半終了間際に脳震とうで交代するアクシデントに見舞われていたが、代わって出場したGK六反勇治は落ち着いて試合に入っていた。横浜FCはそのままゲームをコントロールし、2対0で終了のホイッスルを聞く。クリーンシートは2試合連続だ。
横浜FCは勝点を「74」とした。新潟を勝点3差で追いかける。試合後の四方田修平監督は「毎回になりますけど」と前置きをしたうえで、「決勝戦のようなつもりでしっかりと準備をして、次のFC琉球戦に備えたい」と、表情を引き締めた。
■3位・岡山はホームで快勝!
3位のファジアーノ岡山と6位のベガルタ仙台のサバイバルマッチは、「勢い」の差がスコアに現われた。
木山隆之監督率いる岡山は、FWミッチェル・デュークがオーストラリア代表招集で不在だ。ブラジル人FWチアゴ・アウベスもメンバー外だが、30節以降は7勝2敗と勝点を積み上げている。この日もキックオフとともに主導権を掌握していく。MF遠藤康を出場停止で欠く仙台に攻め手を与えず、40分に先制点をゲットする。
自陣でのパスカットからステファン・ムークがパスを受け、FW永井龍とのパス交換でペナルティエリア内左に侵入する。6試合ぶりにスタメンに名を連ねたオーストラリア人MFが、シーズン4点目を冷静にゲットしたのだった。
後半開始早々の51分には追加点を奪う。右ウイングバックの河野諒祐がオーバーラップからクロスを入れると、逆サイドから詰めていた佐野航大が左足で蹴り込んだ。U-19日本代表に選ばれているプロ1年目は、嬉しいバースデーゴールとなった。
リードを2点に広げてからは、ゲームをコントロールしながら3点目を狙っていく。監督交代後も1勝1分1敗の仙台に、決定的な場面を許さない。
後半がアディショナルタイムに突入した90+2分には、途中出場の仙波大志がホームのシティライトスタジアムに歓喜を呼ぶ。敵陣深くで相手にプレッシャーをかけ、ヘディングでパスカットする。ゴール前へ残ったボールを自らシュートし、相手GKに弾かれたボールをさらにヘディングで押し込んだ。
3対0で快勝した岡山は、勝点を69に伸ばした。2位の横浜FCを勝点5差で追いかける。残り4試合で引っ繰り返すには、とにかく勝ち続けるしかない。
敗れた仙台は勝点59のままで、順位は6位だ。7位の山形、8位の長崎とは勝点4差で、山形は消化試合数がひとつ少ない。J1参入プレーオフ圏の6位以内を確保するためには、こちらも負けられない試合が続く。
仙台・伊藤彰監督は試合後、「残り4試合、ここでチームひとつになって戦って、なんとしても我々の目的としているJ1復帰に向けて、死に物狂いで戦っていきたい」と話している。