「湘南美容クリニック presents RIZIN.38」が25日、さいたまスーパーアリーナで行われ、メインイベントの「堀口恭司 vs.金太郎」は、堀口恭司が一本勝ち(2R 2分59秒、肩固め)で1年9カ月ぶりのRIZIN白星を飾った。 ◆…

「湘南美容クリニック presents RIZIN.38」が25日、さいたまスーパーアリーナで行われ、メインイベントの「堀口恭司 vs.金太郎」は、堀口恭司が一本勝ち(2R 2分59秒、肩固め)で1年9カ月ぶりのRIZIN白星を飾った。

◆【実際のKOシーン映像】これが堀口恭司の真骨頂! 金太郎から肩固めで一本を奪った決定的瞬間

■金太郎は善戦も、堀口が総合力で上回る

RIZINバンタム級王者、第7代Bellator世界同級王者という輝かしい実績を残し、“史上最強のMade In JAPAN”とも形容される堀口だが、直近はBellatorで2連敗。約1年9カ月ぶりのRIZIN凱旋は必勝が求められる一戦となった。

ゴング直後から金太郎はアグレッシブに飛び込んでいく。一方の堀口はローキックを中心に試合を組み立てるが、金太郎の左ストレートを嫌がる場面もあり、鮮やかなカウンターを受けてぐらつく場面では会場もざわつく。金太郎はその後も堀口のキックに合わせてのカウンターを狙うなど、格上相手にも決してひるまない。

両者ともに紙一重でクリーンヒットを避ける展開のまま第2ラウンドに突入。ここで堀口はタックルを決めると、そのままマウントポジションを奪取。巧みにコントロールしながら金太郎をジワジワと削っていき、そのまま肩固めに持ち込む。金太郎も何とか粘るが2ラウンド2分59秒で勝負あり。総合力で勝る堀口がトータルファイターとしての実力を発揮した恰好だ。

試合後、堀口はリング上で「ちょっとヒヤヒヤさせてしまって……金太郎選手強かったです。格闘技は生で観ると違うので、これからも会場に来てください」とファンに呼びかけた。

◆【実際のKOシーン映像】これが堀口恭司の真骨頂! 金太郎から肩固めで一本を奪った決定的瞬間

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文・工藤愛梨(SPREAD編集部)

"He's out! He's out!"

The Champ makes his call.

A victorious return to the RIZIN ring for the Bantamweight Champion, scoring his first win in 20 months❗️

『SBC presents RIZIN.38』
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— RIZIN FF English (@rizin_English) September 25, 2022