ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン第1日 女子ゴルフの国内ツアー・ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンは23日、宮城・利府GC(6491ヤード、パー72)で第1日が行われ、山下美夢有(加賀電子)が12バーディー、ノーボギーの通算12アンダ…

ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン第1日

 女子ゴルフの国内ツアー・ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープンは23日、宮城・利府GC(6491ヤード、パー72)で第1日が行われ、山下美夢有(加賀電子)が12バーディー、ノーボギーの通算12アンダー。従来の18ホール(パー72)ツアー最少ストローク記録61を1打更新する「60」という衝撃のラウンドで首位に立った。テレビ解説を務めていた日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の樋口久子顧問もJLPGAを通じてコメントを寄せた。

 樋口氏は「テレビで観ていて興奮しました。ナイスラウンドとしか言いようがないですね。良いものを見せてもらいました」とコメント。「60はなかなか出るスコアではないし、もう1ストローク伸ばして50台で回ってほしかったですね」とも語った。

 神がかり的だったこの日の山下のラウンドについて「自分がプレーしていたときも、あのようにスコアが出るときはグリーンに乗ると、自然にラインが出てきて、構えるとそのように手が動くんです。プレーしていて楽しかったと思います」と印象を話した。

 山下の良さを問われると「やっぱりオールラウンドプレーヤーだと思います」と話した上で「山下さんのプレー態度はスポーツマンらしくて好きです。ハキハキしていて、一生懸命プレーしていて、人に不快感を与えないですよね」と人柄に好感を明かした。

 10代を含め、20歳前後の若手が活躍する現在の国内ツアー。「女性でもこんなストロークが出るのは本当に素晴らしいですし、ほかの選手にも刺激になると思います」と言い、今後は50台も期待できるかという問いには「そうですね。リーダーがいて、初めてみんなそれに向かって、それを追い越すという目標ができるので」と話した。(THE ANSWER編集部)