WTTコンテンダーアルマトイ(9月13~18日/カザフスタン) 最終日の18日、女子ダブルス決勝で平野美宇(木下グループ)/早田ひな(日本生命)の"みうひな"ペアが、シン・ユビン/チェ・ヒョジュ(韓国)を破り、優勝した。早田はシングルスとの2冠を達成した。

ともに2000年生まれの黄金世代とも言われる2人が、久々にペアを組んだ今大会。中国ペアもストレートで下す活躍で、決勝に進んだ。相手は韓国の東京五輪代表2人によるペアだ。

チェ・ヒョジュ、シン・ユビン Photo:World Table Tennis


スムーズな連携を見せる"みうひな"は、第1ゲームは常にリードを保ちながら11-8で獲得。第2ゲームも序盤のビハインドをすぐさまひっくり返し、連続攻撃で11-5で連取する。

ときに笑顔で喜び合ったり、お互いを気遣ったりと、コミュニケーションの取れた早田と平野。

そもそも個人能力の高いこの2人がかみ合うと、強豪韓国ペアといっても手が付けられない。乗り切れない18歳の超新星シン・ユビンを尻目に、一気に11-6として勝負を決めた。

早田はシングルスとの2冠達成。9月30日(金)から開幕する世界卓球へ、万全の態勢で向かう。

<WTTコンテンダーアルマトイ 女子ダブルス決勝>
平野美宇/早田ひな 3ー0 シン・ユビン/チェ・ヒョジュ(韓国)