住友生命Vitalityレディス東海C 女子ゴルフの国内ツアー・住友生命Vitalityレディス 東海クラシック第2日が17日、愛知・新南愛知CC美浜C(6502ヤード、パー72)で行われた。3位で出た19歳ルーキー・尾関彩美悠(フリー)は…

住友生命Vitalityレディス東海C

 女子ゴルフの国内ツアー・住友生命Vitalityレディス 東海クラシック第2日が17日、愛知・新南愛知CC美浜C(6502ヤード、パー72)で行われた。3位で出た19歳ルーキー・尾関彩美悠(フリー)は、1イーグル、4バーディーの66で通算11アンダーとし、単独首位に立った。圧巻だったのは15番パー5のプロ初イーグル。技術の詰まったプレーを日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)公式インスタグラムが紹介し、驚きの声が上がった。

 ルーキーとは思えない技術だった。477ヤードの15番パー5。尾関の放った第1打は、フォローの風に乗って300ヤード近く飛んだ。残り180ヤード。6番アイアンで放った第2打は狙い通り、2オンしてピンまで6メートルについた。しっかりとラインを読んでイーグルを奪取。この時点で一気に首位に並んだ。

 JLPGA公式インスタグラムは第2打からパットまでの動画を投稿し、「尾関彩美悠が15番でイーグル達成 この時点で一気に首位タイに並び、笑顔が弾けます」と紹介。投稿には、ファンから「第2打のスイングスピード速い! もちろん精度も良い」「お見事!!」「この風でノーボギー、かつイーグル取るのはえぐい!」「パッティングの上手さは世代随一」と唸る声が続々と寄せられた。

 本人は「プロになって初イーグルのチャンスですし、イーグル賞(100万円)がもらえると思って、狙いました。ストレートのラインでカップの真ん中から入ってうれしかったです」と振り返ったホール。イーグル賞は最終日の設定だったが、インパクト十分のプレーだった。

 最終日は台風14号接近による影響で中断。午前11時頃に再開される見通しとなっているが、厳しい状況をはねのけて尾関は初優勝を飾れるか。(THE ANSWER編集部)