■ガイアフォース
【中間調整】骨折で半年休んでいたが復帰後は未勝利勝ち、1勝クラス特別・あずさ賞2着、そして前走の1勝クラス特別・国東特別で7馬身差のレコードVと一気に軌道に乗ってきた。次走の候補として8月13日の2勝クラス・柳川特別も視野にあり、実際に出ていれば“タダ貰い”だったはずだが、前走の勝ちっぷりから重賞で通用するという見立て、そしてレコードVから慎重に反動を抜いておきたいという意図もあったようで、中10週となるセントライト記念に向かってくる。短期放牧から8月下旬に栗東へ戻り、28日に坂路14-14を消化。以降坂路追いで着実に時計を短縮していき、1週前追いとなった9月7日の坂路併せ馬には松山弘平騎手が跨った。目標にした1勝クラスに楽に取り付き、ラストで相手が抵抗してきたのを受け流し最後は鋭く抜け出した。ラスト1Fは圧巻の11秒8(強め)。
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【最終追い切り】最終追いは坂路単走。関東への輸送を考慮し、レース当週は鞍上との意思疎通を深める静に徹した内容となった。序盤は鞍上が意図した通りピタッと折り合い、ラストではまったく楽な手応えのまま雄大なフットワークで伸びる。動き以上に時計は出ており、いかに体を大きく柔軟に使えているかの証だろう。
【見解】骨折を経験した馬とあって、詰めて自己条件で使うより中10週取っての重賞挑戦を選択。帰厩後の躍動感ある走りを見る限り、この選択は正解だったように思える。1週前の動きがとにかく圧巻で、坂路自己ベスト、終い1Fのベストを更新。そこで千切った併せ馬の相手はその週のレースで快勝しており、消して楽な相手に先着したわけでもなかった。前走レコードVの反動はなく、絶好の仕上がりだ。
総合評価「S」
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著者プロフィール
西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。
■セントライト記念2022 調教動画(ガイアフォース)



























