フランス・パリで開催されている「全仏オープン」(5月28日~6月11日/クレーコート)の大会4日目、女子シングルス2回戦。 昨年12月にチェコの自宅でナイフを持った暴漢に襲われて負傷して以来、初の大会に出場していたぺトラ・クビトバ(チェコ…

 フランス・パリで開催されている「全仏オープン」(5月28日~6月11日/クレーコート)の大会4日目、女子シングルス2回戦。

 昨年12月にチェコの自宅でナイフを持った暴漢に襲われて負傷して以来、初の大会に出場していたぺトラ・クビトバ(チェコ)の、全仏での冒険は2回戦で終わった。

 第15シードのクビトバは、予選勝者のベサニー・マテック サンズ(アメリカ)に6-7(5) 6-7(5)で敗れた。マッチポイントでクビトバはダブルフォールトをおかし、フラストレーションからラケットを投げたが、その後、ふたりは温かく抱擁し合った。

 2年前にロラン・ギャロス(全仏)でダブルスのタイトルを獲得していたマテック サンズは、第1セットの終わりに治療を受けた。彼女は左腿にテーピングをしてコートに戻ってきたが、その故障で動きが妨げられているようには見えなかった。

 2013年以来、初めて3回戦に戻ってきたマテック サンズは、次のラウンドでサマンサ・ストーサー(オーストラリア)と対戦する。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「全仏オープン」2回戦に勝利したべサニー・マテック サンズ(アメリカ/右)と敗れたペトラ・クビトバ(チェコ/左)

Photo: PARIS, FRANCE - MAY 31: Petra Kvitova of The Czech Republic congratulates Bethanie Mattek-Sands of The United States on victory following the ladies singles second round match on day four of the 2017 French Open at Roland Garros on May 31, 2017 in Paris, France. (Photo by Clive Brunskill/Getty Images)