2022年9月16日~19日 名古屋競輪場「第38回共同通信社杯」G2明日(16日)より、第38回共同通信社杯が開幕します!前検日レポートでは、当大会2回目の制覇を狙うS級S班の郡司浩平選手、そしてスーパールーキーの中野慎詞選手に直撃インタ…

2022年9月16日~19日 名古屋競輪場
「第38回共同通信社杯」G2

明日(16日)より、第38回共同通信社杯が開幕します!
前検日レポートでは、当大会2回目の制覇を狙うS級S班の郡司浩平選手、そしてスーパールーキーの中野慎詞選手に直撃インタビュー。初日予選の注目選手ピックアップとともに、今開催も前検日からシリーズ最終日まで、現地より最新レポートを掲載します!

※石原颯選手×町田太我選手の新鋭チャリレンジャーの特別インタビューはこちら

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【注目チャリレンジャー・前検日インタビュー】
【初日・9R=S級予選】


「食らいついて、しっかり気持ちで走りたい」
7番車:郡司浩平(SS・神奈川99期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

-まずは先日の青森記念(決勝3着)を振り返ってください。
「しっかり動けていたのですが、決勝などはレベルも上がり、力を出せていないのが現状だと思います。上位戦ではそれが顕著に出てしまい、G1で勝ち切れない原因のひとつになっていると思います」

-中野慎詞選手との対戦もありました。
「勢いがありますし、警戒しなくてはいけない選手でした。レースでは、警戒するあまり、体力を削られてしまったところがあったので、その中でも力を発揮できるようにしていかないといけないですね。今後も何度となく対戦することになることを考えると、今後につながるレースだったと思います」

-今年は、和歌山記念優勝で良いスタートを切りましたが、G1、G2の決勝進出を逃しています。
「G1だと決勝進出、記念だと優勝することが壁になっています。それは、周りの選手が強くなってきたというのもありますが、自分が前に進めていない現状もあると思うので、その壁を越えられるようにやっていくしかない。それを常に課題として、やっているところですね」

-青森記念後は、ここまでどのように過ごしましたか。
「間が3日しかなかったので、そこまで追い込んだ練習はできなかったのですが、しっかりと調整してきたので不安はないです」

-現在の賞金ランキング9位。大事な一戦が続いています。
「賞金面はまだ気にしていません。今回のような大きなレースで、ガラッと順位も変わってきますので。気にせず、最低限決勝に進出して、優勝争いができように、一走、一走を集中して走るだけです」

-自動番組については、いかがですか?
「普段ないレースプログラムなので、メリットとデメリットがあり、難しいところがありますね。違ったレースの見方や展開も変わってくると思うので、面白い部分とやりづらさが混在していると思います」

-共同通信社杯は2019年に優勝。相性の良い大会だと思います。意気込みをお願いします。
「大会自体に相性がいいということは、この時期に調子が上がってきていることだと思います。あとは、強い選手に、いかに食らいつけるかだけ。しっかりと気持ちで走りたいと思います」

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【注目選手・前検日インタビュー】
【初日・7R=S級予選】


「初日から全力で戦います!」
1番車:中野慎詞(S2・岩手121期)

-まず、初の記念参戦だった青森記念を振り返ってください。
「初めての9車立てということもあり、レースの流れや仕掛けどころなどが難しくて、苦戦したところもありました。また決勝に進むことができたのですが、競輪の厳しさを思い知らされたレースだったと思います」

-S級S班との戦いはどうでしたか?
「今後につながる、いいレースになったと思うのですが、自分の思い通りの仕掛けをさせてくれないテクニックなど、S級のトップクラスに勝つのは難しいと思いました。さすがでした。そして、展開もスピーディー。小さな隙や緩みを見逃さずに仕掛けることが、自分のレースをするキッカケになると思うので、そのタイミングを見逃さないようにしたいです」

-青森記念後は、ここまでどのように過ごしましたか。
「1日だけオフをとって、ナショナルチームのトレーニングに復帰して練習しました」

-師匠の佐藤友和選手からレースに向けて、何か言葉はありましたか。
「今回も自信を持って走るように言われています。そして、いつも完璧を目指しすぎるなとも。『失敗をして強くなる。失敗をしないと学べないから、たくさん失敗しろ』と言われているので、失敗を恐れず走りたいです」

-今開催が初のG2参戦です。
「緊張すると思うのですが、楽しみな気持ちもあります。初めてのG2ということで、力の出し惜しみをすることなく全力で戦いたいと思っています」

-最後にファンに向けてお願いします。
「のびのびと全力で戦っている姿を見てもらいたいと思うので、初日から全力で戦いたいと思います!」

※共同通信社杯の初日注目選手ピックアップは、次ページをご覧下さい→

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\共同通信社杯(初日)注目選手ピックアップ/
【初日・1R=S級予選】


「攻めのレースで走る」
3番車:松井宏佑(S1・神奈川113期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

(前走の大垣F1では)練習の疲れが酷かったのですが、その疲労がとれてきたと思うので、今回はしっかり走りたいです。名古屋は、走りやすくていいイメージがあります。明日は、西村(光太)さんが付いてくれる。2車なので攻めるレースができると思います。

【初日・4R=S級予選】


「怪我は癒え戦える状態です」
2番車:犬伏湧也(S2・徳島119期)

オールスターの落車は擦過傷だったのですが、しっかり治ったので戦える状態だと思います。(岐阜記念から)いつも通り練習ができたので問題ないと。名古屋は、すごく走りやすいイメージがあり、思いっきり仕掛けやすいと思います。

【初日・5R=S級予選】


「連覇できるように頑張ります」
1番車:山口拳矢(S1・岐阜117期)

だいぶ調子は戻っているのですが、もう少し良かった時期があったのかなと思います。全員予選からなので、(前年度覇者であることを)あまり考えずに臨めると思います。連覇できるように頑張ります。

【初日・7R=S級予選】


「悔いの残らない走りで戦う」
8番車:吉田敏洋(S1・愛知85期)

前走の川崎F1から1週間くらいしかなかったのですが、ここに向けてできることはしっかりできたと思います。今年、後半戦に差し掛かっている中、(長期欠場で)出場予定のレースの半分も走れていない状況で(主催者に)選んでいただいたので、その責任意識が強いです。そして、地元で同い年の笠松信幸と一緒に出られる名古屋のビッグレースは最後かもしれないので、悔いの残らないように頑張りたいと思います。

【初日・8R=S級予選】


「状態を気にせず頑張ります」
1番車:古性優作(SS・大阪100期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

オールスター後は、高松宮記念杯前に痛めた股関節の痛みを優先的に治すように努めました。オールスター決勝は、力不足でした。その時よりはいい状態だと思うので、頑張ります。

【初日・11R=S級予選】


「フレームも新車に換えて」
1番車:松浦悠士(SS・広島98期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

月曜日にキツい練習をして疲労としてのダメージが残っていて、フレームも新車なので走ってみないと分からないところがあります。名古屋は、走りやすいしバンクも軽く相性もいいと思っているので、頑張ります。

【初日・12R=S級予選】


「目の前の一戦で1着を取る」
2番車:脇本雄太(S1・福井94期)
チャリレンジャー(スポンサード選手)

立川F1の後、全日本トラックに出場していたのですが、その連戦で疲れが溜まっていたので、少し休んでから練習を再開しました。2つのG1制覇や連勝記録などありますが、それを意識せず目の前の一戦に対して1着を取りにいくスタイルで戦おうと思っています。名古屋バンクも、相性がいいかなと。いつも通り頑張ります。

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第38回共同通信社杯G2のチャリロト特設サイトを公開中!

最終日は加藤慎平さん、木三原さくらさんによる決勝予想を公開予定!
共同通信社杯の開催データも満載ですので、ぜひご覧ください!
特設サイトは、こちらから

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共同通信社杯G2のスペシャル企画

石原颯選手×町田太我選手の新鋭チャリレンジャースペシャルインタビューこちら

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【過去の共同通信社杯レポート】
2021年月9月岐阜
優勝:山口拳矢
2020年9月伊東温泉
優勝:中本匠栄
2019年9月松阪
優勝:郡司浩平
2018年9月高知
優勝:平原康多
2017年9月武雄
優勝:諸橋愛