「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、奈良くるみ(安藤証券)は第10シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)に3-6 1-6で敗れ、初の3回戦進出はならなかった。試合時間は1…

「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス2回戦で、奈良くるみ(安藤証券)は第10シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)に3-6 1-6で敗れ、初の3回戦進出はならなかった。試合時間は1時間20分。

 全仏オープンに4年連続5度目の出場となる奈良は、1回戦で2001年生まれで15歳のマンダ・アニシモワ(アメリカ)を3-6 7-5 6-4で下して4年連続で初戦を突破。昨年は2回戦で、アナ・イバノビッチ(セルビア)に5-7 1-6で敗れていた。

 この結果でビーナスは、奈良との対戦成績を3勝1敗とした。昨年は3月にインディアンウェルズ(WTAプレミア・マンダトリー/ハードコート)の2回戦で対戦し、奈良が6-4 6-3で勝っていた。

 ビーナスは3回戦で、エリーゼ・メルテンス(ベルギー)と予選から勝ち上がってきたリシェル・ホーヘンカンプ(オランダ)の勝者と対戦する。

 奈良は尾﨑里紗(江崎グリコ)とのペアでダブルスにもエントリーしており、ヤナ・セペロバ(スロバキア)/シェイ・スーウェイ(台湾)との1回戦を控えている。(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真は「全仏オープン」(フランス・パリ)の2回戦でビーナス・ウイリアムズに敗れた奈良くるみ(撮影◎毛受亮介/テニスマガジン)