2022年9月12日(日本時間)にクライミングW杯リード第6戦 男女決勝がイギリス・エジンバラにて行われた。女子決勝では、前回のコペル大会(スロベニア)で優勝に輝いた森 秋彩(茨城県山岳連盟)が圧巻の登りで2連覇を達成した。同じく女子決勝に…
2022年9月12日(日本時間)にクライミングW杯リード第6戦 男女決勝がイギリス・エジンバラにて行われた。女子決勝では、前回のコペル大会(スロベニア)で優勝に輝いた 森 秋彩(茨城県山岳連盟)が圧巻の登りで2連覇を達成した。同じく女子決勝に進出した谷井 菜月(明治安田生命)は4位、中川 瑠(日本大学)は7位の結果だった。
男子決勝では、樋口 純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)、緒方良行(B-PUMP)が決勝に進出したが 5位(樋口)・8位(緒方)の結果となり、表彰台に登ることはできなかった。
左からヤンヤ・ガンブレット、森秋彩、ソ・チェヒョン / photo by JMSCA
優勝した森は予選から決勝まで計4課題を完登し、貫録を見せつけた。
決勝では東京五輪 金メダリストのヤンヤ・ガンブレットが完登し後続にプレッシャーを与えるが、森も負けじと高度を上げ見事完登。ここでヤンヤ・ガンブレットとは順位で並ぶも、準決勝で順位の高かった森が首位に躍り出た。
最終8番手のソ・チェヒョンも完登すれば優勝の可能性が残っていたが、終盤でタイムアップし森のW杯 2連覇が決まった。
男子の優勝は決勝で唯一完登し、今季2度目の優勝となったジェシー・グルーパー(アメリカ)。 現在年間ランキング首位を走っている本間 大晴(明治安田生命)は準決勝敗退となってしまったが、いまだ首位の座を守っている。
次回はインドネシアのジャカルタにてW杯最終戦が行われる。日本人選手の活躍から年間ランキングの動向まで、引き続き注目していきたい。
日本人選手結果
男子
5位:樋口 純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)
8位:緒方 良行(B-PUMP)
10位:本間 大晴(明治安田生命)
11位:百合草 碧皇(早稲田大学)
13位:吉田 智音(奈良県立青翔高等学校)
20位:西田 秀聖(天理大学)
女子
1位:森 秋彩(茨城県山岳連盟)
4位:谷井 菜月(明治安田生命)
7位:中川 瑠(日本大学)
10位:大田 理裟(山口県山岳・スポーツクライミング連盟)
15位:伊藤 ふたば(TEAM au)
38位:柿崎 未羽(早稲田大学)
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