テニスの全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）は１１日、男子シングルス決勝が行われ、第３シードのＣ・アルカラス（スペイン）が第５シードのＣ・ルード（ノルウェー）を6-4, 2-6, 7-6 (7-1), 6-3で破…

テニスの全米オープン（アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム）は１１日、男子シングルス決勝が行われ、第３シードのＣ・アルカラス（スペイン）が第５シードのＣ・ルード（ノルウェー）を6-4, 2-6, 7-6 (7-1), 6-3で破り、四大大会初優勝とともに史上最年少で男子世界ランク1位の座を手にした。
アルカラスは試合後の会見で、今大会を振り返って「自分に打ち勝つことができた」と語った。
「USオープンでは、素晴らしいプレーができた。もちろん、ここでトロフィーを手にしたことは素晴らしいことだ」
「僕は少しだけ自分に打ち勝つことができたんだ。２週間の間に、今までやったことのないような素晴らしい試合、インテンシティの高い試合をすることができた。ただ言えることは、世界No.１を目指してまだまだ成長するために前進することが、本当に幸せだということ。本当に、本当に幸せだ」
１９歳でグランドスラム優勝、世界１位になることについては「自分でも信じられないくらいだ。１９歳でこんなことを成し遂げるなんて、考えたこともなかったよ。すべてがあっという間に進んでいる」と話した。
「僕にとっては信じられないようなこと。子供の頃、テニスを始めた頃からの夢だったんだ。もちろん今日このトロフィーを掲げることができたのは、僕にとって素晴らしいことだ」
また、いつ頃からグランドスラム優勝が可能だと思えるようになったかを問われると「正直、マイアミオープンで優勝して以来だ。マイアミで優勝したときから、グランドスラムを手にすることができると思っていた」と答えた。
「でもマイアミの前は、まだまだ成長しなければならないと思っていた。グランドスラムで良い成績を残すことはできても、チャンピオンになることはできないと。でもマイアミの後は素晴らしい試合をして、連戦連勝することができた。その後、グランドスラムで優勝できると思えるようになったんだ」
１２日に発表される最新世界ランキングで、アルカラスが１位、準優勝のルードが２位になる。
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