日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯最終日 11日まで京都・城陽CCで行われた女子ゴルフの国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は地元・京都出身の19歳ルーキー・川崎春花(フリー)の大会最年少優勝で幕を閉じた。観客からの温かい拍手と…

日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯最終日

 11日まで京都・城陽CCで行われた女子ゴルフの国内メジャー・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は地元・京都出身の19歳ルーキー・川崎春花(フリー)の大会最年少優勝で幕を閉じた。観客からの温かい拍手と声援に包まれる中、同期の佐藤心結(ニトリ)との“20秒の握手”に注目。日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は動画を公開。ファンからは「同期っていいよね」「最高です」といった反響が寄せられている。

 7メートルのロングパットをねじ込み、右手で軽くガッツポーズを見せた川崎。同組の浜崎未来と軽く抱擁した後にコースを離れると、アテストに向かう道の途中で佐藤が待っていた。

 しっかりと抱き合うと、佐藤の「おめでとう」という祝福に川崎は「ありがとう」と返した。そこから佐藤は川崎の左手を掴んでがっちり握手。「マジ、ナイス」と声をかけながら、アテスト会場の直前まで約20秒、2人は握った手を離さなかった。

 JLPGAは「ルーキー川崎春花が国内メジャーでツアー初優勝 歓喜の瞬間や同期佐藤心結からの祝福、表彰式での表情をまとめました」との文面とともに動画を公開。ファンからは「最高です」「素晴らしい」「同期っていいよね」「感動しました」といったコメントが寄せられている。

 4打差4位から出た最終日の川崎は64の好スコアで回り、通算16アンダーで逆転V。予選会から出場しての優勝は史上初で、19歳133日での優勝は大会史上最年少記録となった。佐藤も通算11アンダーの4位。94期の2人が大いに盛り上げた大会となった。(THE ANSWER編集部)