テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は11日、車いす部門の男子シングルス決勝が行われ、第1シードの国枝慎吾は第2シードの)A・ヒューエット(イギリス)に6-7 (2-7),1-6のストレートで敗れ「年間グ…

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は11日、車いす部門の男子シングルス決勝が行われ、第1シードの国枝慎吾は第2シードの)A・ヒューエット(イギリス)に6-7 (2-7),1-6のストレートで敗れ「年間グランドスラム」達成とはならなかった。
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7月に行われたウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)で大会初優勝を飾り、四大大会とパラリンピックを制覇する生涯ゴールデンスラムを達成した国枝。今大会は1シーズンで全ての四大大会を制する「年間グランドスラム」と、四大大会29度目のシングルス制覇がかかっている。
決勝戦、第1セットの第1ゲームでバックハンドのダウンザラインを決め先にブレークした国枝だが、第2ゲームでブレークバックを許すブレークの奪い合いとなる。中盤はストロークの打ち合いとなるが、第5ゲームで鋭いリターンからヒューエットのミスを誘いブレークに成功。しかしその後は互いにブレークを重ねると、ゲームカウント5-6となった第12ゲームでは国枝のダブルフォルトなどもあり0-40とセットポイントを握られる。1本目は強烈なウイナーを放ち凌ぐと2本目はサービスエースを決め30-40へ。さらにサービスからのフリーポイントを獲得し3本のセットポイントを凌ぎデュースとした。最後はドロップショットが決まりタイブレークに突入する。
タイブレークではファーストポイントこそミニブレークに成功した国枝だったが、2-1から6ポイント連取を許し第1セットを落とした。
第2セット、主導権を握られた国枝は第1ゲームで先にブレークされると第3ゲームでもブレークを許し序盤3ゲームを連取される苦しい立ち上がりとなる。第4ゲームでは1度ブレークを返したものの反撃はここまで。第5ゲームでもブレークを奪われた国枝は1時間47分で力尽き優勝を逃した。
38歳の国枝は3連覇と9度目の全米オープン制覇がかかっていたが達成ならず。また「年間グランドスラム」もあと一歩届かなかった。
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