9月6日~8日、茨城県東茨城郡大洗町・磯場ポイント で行われたJPSAショートボードツアー第3戦「第26回茨城サーフィンクラシック さわかみ杯」。ウィメンズクラスで中塩佳那(なかしお・かな)が、メンズクラスで西慶司郎(にし・けいじろう)が優…
9月6日~8日、茨城県東茨城郡大洗町・磯場ポイント で行われたJPSAショートボードツアー第3戦「第26回茨城サーフィンクラシック さわかみ杯」。ウィメンズクラスで中塩佳那(なかしお・かな)が、メンズクラスで西慶司郎(にし・けいじろう)が優勝した。以下、決勝リポート。
チームオニールで迎えたW優勝
25分間を振り返り、「思ったより波が来ないなかで、プライオリティーを上手く使えた」と語った中塩。
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コンディションは胸〜肩、北東よりのサイドオンショアでヨレの多い波。決勝で対戦した川合美乃里(かわい・みのり)もキレのあるライディングを見せたが、波の停滞期に焦ったか。対して、冷静に場を見きわめた中塩に軍配が上がった。
川合美乃里 ®️JPSA
1本目で5点台を出してから、終盤、再び5点台の滑りでダメ押し。合計10.60ptで優勝した。2位は川合美乃里、3位は池田未来と都築虹帆。
中塩佳那のバックサイド① ®️JPSA
中塩佳那のバックサイド② ®️JPSA
女子決勝に続き行われた男子決勝。試合前、中塩は同じオニールチームの西 慶司郎に向かってひと声。その内容を聞くと、「『W優勝は慶司郎にかかってるよ!』とプレッシャーをかけていたんです(笑)」と笑う。
安室丈のフロントサイド ®️JPSA
そんな西の対戦相手は安室丈。奇しくも同じ四国をホームとし、西にとって後輩にあたる存在だ。序盤、ライト方向にテイクオフした安室が5.33pt。幸先のよいスタートに見えたが、ここで停滞。
対して西は、アンダープライオリティーながら3本目に6.17pt、5本目に5.73ptをスコアし、安室に大きく水をあけた。
西慶司郎のバックサイド ®️JPSA
中塩・西のグランドチャンピオン獲得が現実味を帯びてきた。チームオニールとしてもこの男女優勝は、次大会への大きな弾みになったのではないだろうか。
ネクストコールは10月4日~6日にかけて千葉県鴨川市・東条海岸(マルキポイント)で行われる「ムラサキ鴨川プロ」。 ランキングにも大きく変化が起きそうな3戦目。今後も熱い戦いに期待したい。
メンズ結果
優勝:西慶司郎 合計点 11.90pt(6.17+5.73)
2位:安室丈
3位:平原颯馬、金沢呂偉
ウィメンズ結果
優勝:中塩佳那 合計点 10.60pt(5.17+5.43)
2位:川合美乃里
3位:池田未来、都築虹帆
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