テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は8日、女子シングルス準決勝が行われ、第5シードのO・ジャバー(チュニジア)が第17シードのC・ガルシア(フランス)を6-1,6-3のストレートで破り、大会初の決勝進出…

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は8日、女子シングルス準決勝が行われ、第5シードのO・ジャバー(チュニジア)が第17シードのC・ガルシア(フランス)を6-1,6-3のストレートで破り、大会初の決勝進出を果たした。試合後の会見では「素晴らしい試合だった」と自身のプレーを振り返った。
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7月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では四大大会初の準優勝を果たしているジャバー。この試合は8本のサービスエースを決めるなどファーストサービスが入ったときに83パーセントの高い確率でポイントを獲得。ガルシアに1度もブレークチャンスを与えない完璧なプレーを披露した。リターンゲームでは4度のチャンスすべてを決め切る決定力を見せ、わずか1時間6分で完勝した。
試合後の会見でジャバーは「私にとって素晴らしい試合だった。100パーセントコーチについていくだけのプランだったから。でも、よかった。彼(コーチ)は満足しているわ。試合後、何も言うことはなかったようだから。ただ、そうね、彼女(ガルシア)はとても自信を持っていたから、私は最初から本当に自分のゲームを、ある意味押し付けなければならなかった。それが試合の終わりまでとてもうまくいっていたと思う」と振り返った。
また、四大大会で2大会連続決勝の舞台に駒を進めたことについては「正直なところ、また決勝に残ったということでよりリアルに感じている。ウインブルドンでは夢のような生活を送っていたから信じられなかったの。試合が終わった後も、ただ自分の仕事をこなすだけでそれがすごいことだとは思ってもいなかった。でも、今はそれに慣れてきたかなと思っている。ウインブルドンで結果を出したことで、私が決勝に進出したことにみんなが驚いているわけではなく、ただひたすら自分のプレーを見続けていることがうれしいの。決勝で何をすべきかは分かっている。とても難しいとは思うけど、今はベストを尽くすしかないと思っている」と話した。
28歳のジャバーは四大大会初制覇をかけ、決勝で第1シードのI・シフィオンテク(ポーランド)と対戦する。シフィオンテクは準決勝で第6シードのA・サバレンカを逆転で下しての勝ち上がり。
一方、敗れたガルシアは四大大会初の決勝進出とはならなかった。
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