8日から日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯 女子ゴルフの国内メジャー第2戦・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は8日から京都・城陽CC(6555ヤード、パー72)で開催される。前年大会覇者の稲見萌寧(Rakuten)が7日に行われた会見に出…

8日から日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯

 女子ゴルフの国内メジャー第2戦・日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯は8日から京都・城陽CC(6555ヤード、パー72)で開催される。前年大会覇者の稲見萌寧(Rakuten)が7日に行われた会見に出席。トレーニング中に腰を痛めたことを明かしたものの、「狙っていけるように上位にいたい」と連覇に意欲を見せた。

 会見の冒頭で不安要素を明かした。初日を目前に控え「頑張ろう、という気持ちです」と明るく話しながらも、「月曜日のトレーニングをした後、腰が痛くなりました。その日は1球もフルショットできなかったのですが、何とか湿布を貼って、テーピングして(練習)ラウンドをしています。悪化しないように」と慎重に状態を説明した。

 昨季の終盤は腰痛に悩まされながら、賞金女王をつかみ獲った。今大会ではメジャー初制覇を達成した。しかし、今年はコースも変わり、警戒心を高めている。

「アップダウンがあってラフもあるので、そんなにスコアが伸びる気がしません。フェーダーが有利という話も聞いて、コースに入りましたが、先週(ゴルフ5レディス)はフェードが打ちにくいコースでドローっぽくなった後遺症があります。なるべく修正したいです」

 コース設定が厳しくなるメジャー大会の連覇は至難の業。それでも、勝利に貪欲な稲見は「(連覇を)狙っていけるように上位で戦いたいです。とりあえず、その日その日でベストを尽くしたいです」と前を見据えた。

 ジュニア時代から遠征を重ねる生活の中で、開催地の京都は「初上陸です」。現地入りしてからは、九条ネギがたっぷり入ったすき焼きを食したそうで「めっちゃくちゃおいしくて感動しました」という。観光はしないタイプで、遠征の楽しみは「ご当地の食事」なのだとか。

 8日の初日は午前7時30分スタートで上田桃子(ZOZO)、山下美夢有(加賀電子)と同組。今夜もたっぷり栄養をつけ、腰のケアもしつつ、戦いに臨む(THE ANSWER編集部)