酒井宏樹の所属するオリンピック・マルセイユは、今シーズンのリーグ・アンを5位で終えた。リュディ・ガルシア監督が目標と語っていたUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権も獲得し、酒井のフランス1年目は実りある年になった。リーグ・アンでの戦いを終…

酒井宏樹の所属するオリンピック・マルセイユは、今シーズンのリーグ・アンを5位で終えた。リュディ・ガルシア監督が目標と語っていたUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権も獲得し、酒井のフランス1年目は実りある年になった。

リーグ・アンでの戦いを終え帰国した酒井は、「EL出場権を得られたことはチームとしても個人としても良かった」とひとまずの目標達成を喜んだ。

「僕はスタメンの選手の中では年下のほうなので、かなり勉強になった」と名門クラブでのプレーを振り返る酒井。「いろいろな選手に話を聞いて、試合前の行動などを見た上でいろいろトライしてきた。まだまだ全然足りないですけど来シーズンも勉強したい」とさらなる成長に意欲を見せた。

レギュラーとして35試合に出場した酒井についてはガルシア監督も、「彼は指示をよく聞く戦士だ。選手がヒロキ・サカイだけなら楽しく監督できるだろうね。彼は高い技術を持っているし、さらに上達した。守備力も高いしカウンター攻撃で力を発揮できる」と高く評価している。

一方でガルシア監督は「攻撃面でもっとクリエイティブになる必要がある。もっとアシストできる選手だし、得点だって奪えるはずだ」と課題も挙げた。