2022年9月4日(日本時間)にクライミングW杯リード第5戦の男女決勝がスロベニア・コペルで行われた。女子決勝では唯一決勝に進んだ 森 秋彩(茨城県山岳連盟)が初優勝を果たした。男子決勝では百合草碧皇(早稲田大学)が4位、本間大晴(明治安田…

2022年9月4日(日本時間)にクライミングW杯リード第5戦の男女決勝がスロベニア・コペルで行われた。女子決勝では唯一決勝に進んだ 森 秋彩(茨城県山岳連盟)が初優勝を果たした。男子決勝では百合草碧皇(早稲田大学)が4位、本間大晴(明治安田生命)が6位、緒方良行(B-PUMP)が7位、吉田智音(奈良県立青翔高等学校)が8位だった。

女子決勝・森 秋彩が3年ぶり国際大会でV


森 秋彩 / ©JMSCA

女子決勝では自国開催でありリードW杯を7連覇中のヤンヤ・ガンブレットが大本命の中、森は順調に予選・準決勝を突破。日本人女子では唯一の決勝進出者となった。

森は7番手で登場し、30+の好成績で首位に立ち、優勝の行方は8番手に登場するヤンヤ・ガンブレットの結果次第となった。しかしヤンヤ・ガンブレットは27+の記録で落下しW杯連勝記録が7で止まった。森の優勝が決まるとヤンヤ・ガンブレットと抱き合い、互いをたたえ合うシーンも見られた。


© Dimitris Tosidis/IFSC.

一方、男子は予選・準決勝と首位の百合草や、ボルダリングW杯2年連続年間王者の緒方、リードW杯第4戦 2位の本間など計4名の日本人選手が決勝に進出した。

経験・実績豊富な男子勢のメダル獲得に期待がかかったが、結果は百合草の4位が最高順位。惜しくも日本人選手が表彰台に登ることはできなかった。優勝は自国開催・スロベニアのルカ・ポトカが優勝した。

次回のリードW杯 第6戦は9月9日~11日でイギリス・エジンバラで開催される。
引き続き日本人選手の活躍に期待していきたい。

日本人選手 結果

男子
4位:百合草 碧皇(早稲田大学)
6位:本間 大晴(明治安田生命)
7位:緒方 良行(B-PUMP)
8位:吉田 智音(奈良県立青翔高等学校)
11位:樋口 純裕(佐賀県山岳・スポーツクライミング連盟)
27位:西田 秀聖(天理大学)

女子
1位:森 秋彩(茨城県山岳連盟)
13位:谷井 菜月(明治安田生命)
14位:伊藤 ふたば(TEAM au)
15位:中川 瑠(日本大学)
29位:大田 理裟(山口県山岳・スポーツクライミング連盟)
31位:柿崎 未羽(早稲田大学)

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