「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、加藤未唯(佐川印刷)はテイラー・タウンゼント(アメリカ)に4-6 0-6で敗れ、シングルスでのグランドスラムのデビュー戦を勝利で飾ることは…

「全仏オープン」(フランス・パリ/本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の女子シングルス1回戦で、加藤未唯(佐川印刷)はテイラー・タウンゼント(アメリカ)に4-6 0-6で敗れ、シングルスでのグランドスラムのデビュー戦を勝利で飾ることはできなかった。試合時間は1時間14分。

 今大会に予選から出場した加藤は、3試合を勝ち抜いてシングルスでは初のグランドスラム本戦入り。予選決勝では第10シードのオンス・ジャバー(チュニジア)を6-3 3-6 6-4で破っていた。

 全仏オープンに2年連続出場となる加藤は、昨年のダブルスで奈良くるみ(安藤証券)と組んで初めてグランドスラム本戦の舞台に立ち、1回戦でジョスリン・レイ/アンナ・スミス(ともにイギリス)に6-4 6-7(5) 3-6で敗退。予選に出場したシングルスでは、2回戦でクリスティーナ・クコバ(スロバキア)に6-2 4-6 0-6で敗れていた。

 タウンゼントは2回戦で、第7シードのジョハナ・コンタ(イギリス)とシェイ・スーウェイ(台湾)の勝者と対戦する。

 加藤は全豪オープンで4強入りを果たした穂積絵莉(橋本総業ホールディングス)とのペアでダブルスにもエントリーしており、初戦の対戦相手はエイジア・ムハメッド(アメリカ)/タウンゼントとなっている。ダブルスは第18シードとなり、グランドスラムでは初めてシード選手として臨む。(テニスマガジン/Tennis Magazine)