2022 全農CUP TOP32福岡大会<9月3~4日/アクシオン福岡>2日目の4日、男子シングルス決勝で戸上隼輔(明治大学)が張本智和(IMG)をゲームカウント4-1で破り、優勝を果たした。世界ランク4位にして、パリ五輪選考ポイント対象大…

2022 全農CUP TOP32福岡大会<9月3~4日/アクシオン福岡>

2日目の4日、男子シングルス決勝で戸上隼輔(明治大学)が張本智和(IMG)をゲームカウント4-1で破り、優勝を果たした。

世界ランク4位にして、パリ五輪選考ポイント対象大会の3連覇に王手をかけた張本。日本の絶対的エースへの最後の関門が、2022年全日本選手権王者の戸上だ。19歳と21歳、新時代の一戦。

先に攻めたい戸上に対して、そこまでのボールの組み立てでまずはリードする張本。張本は縦回転の変化の大きいサーブでも戸上のレシーブを泳がせ、第1ゲームを先制する。

第2ゲームも10-5と張本がリードするが、戸上はやや台から距離を取ってのカウンタープレーに活路を見いだし、13-11と逆転で奪う。

一度歯車がかみ合えば強い戸上。張本はYGサーブやフォアフリックなどで趣向を変えるが、圧力を止めるに至らず、戸上がともに11-6で3、4ゲームを連取する。

第5ゲームも張本は劣勢だが、回り込んだ戸上に対しがら空きのフォア側へノータッチエースを奪うなど、徐々に張本らしいボールで反撃。

しかし、的を絞らせないサーブからエースボールを打ちきった戸上がここも11-6で押し切り、張本を下しての優勝を飾った。

<TOP32福岡大会 男子シングルス決勝>
戸上隼輔 4ー1 張本智和
5-11/13-11/11-6/11-6/11-6

■2024年パリ五輪 日本代表選考ポイント


■男子出場選手

張本智和(IMG)
及川瑞基(木下グループ)
横谷晟(愛知工業大学)
丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)
有延大夢(琉球アスティーダ)
篠塚大登(愛知工業大学)
曽根翔(T.T彩たま)
戸上隼輔(明治大学)
松島輝空(木下アカデミー)
英田理志(愛媛県競技力向上対策本部)
宇田幸矢(明治大学)
田中佑汰(愛知工業大学)
谷垣佑真(愛知工業大学)
鈴木颯 (愛工大名電高校)
吉村真晴(愛知ダイハツ)
平塚健友(フェニックス卓球クラブ)
大野颯真(木下グループ)
木村友哉(野田学園中学校)
吉山和希(愛工大名電中学校)
渡部民人(星槎中学校)
吉山僚一(愛工大名電高校)
芝拓人(野田学園高校)
三木隼(野田学園高校)
徳田幹太(野田学園高校)
松下大星(クローバー歯科カスピッズ)
森薗政崇(BOBSON)
木造勇人(個人)
吉村和弘(TRAIL)
村松雄斗(La.VIES)
濵田一輝(早稲田大学)
龍崎東寅(三井住友海上火災保険株式会社)
岩井田雄斗(野田学園高校)

■女子出場選手
早田ひな(日本生命)
長﨑美柚(木下グループ)
木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)
佐藤瞳(ミキハウス)
伊藤美誠(スターツ)
石川佳純(全農)
橋本帆乃香(ミキハウス)
平野美宇(木下グループ)
張本美和(木下アカデミー)
森さくら(日本生命)
南波侑里香(トップおとめピンポンズ名古屋)
加藤美優(吉祥寺卓球倶楽部)
野村萌(デンソー)
大藤沙月(四天王寺高校)
芝田沙季(ミキハウス)
花沢夏琳(よ~じ道場)
伊藤友杏(羽佳卓球俱楽部)
日下部詩季(遊学館ジュニア)
竹谷美涼(貝塚第二中学校)
小塩悠菜(星槎中学校)
小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)
白山亜美(明徳義塾高校)
青井さくら(明徳義塾高校)
吉松寿莉(開新高校)
木村光歩(中国電力)
安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)
横井咲桜(四天王寺高校)
吉本はな(貝塚第二中学校)
松元菜音(Asiry Rumoi TTS)
植田杏(ミキハウスJSC)
高橋青葉(TIT)
村田愛心(みよしクラブ)