2022 全農CUP TOP32福岡大会<9月3~4日/アクシオン福岡> 2日目の4日、女子シングルス準決勝で伊藤美誠(スターツ)が早田ひな(日本生命)をゲームカウント4-3で下し、決勝に駒を進めた。ともに2000年生まれにして、ダブルスパ…

2022 全農CUP TOP32福岡大会<9月3~4日/アクシオン福岡> 2日目の4日、女子シングルス準決勝で伊藤美誠(スターツ)が早田ひな(日本生命)をゲームカウント4-3で下し、決勝に駒を進めた。

ともに2000年生まれにして、ダブルスパートナーで親友。世界ランクも伊藤が5位で早田が6位と、中国選手を除けば最上位に位置する2人。長く黄金世代のエースとして君臨し、対戦成績でも大きくリードする伊藤に、急速に力をつける早田が挑んだ。

1ゲーム目から10オールに突入。ここで早田のぶつ切りのツッツキをを伊藤が打ちミスし、次も早田がバックハンドで決めて12-10で先制する。

だが伊藤も反撃。決して的を絞らせない七色のサーブに、早田の打ち気を利用するかのようなハーフロングへのボールを送る。8-3とリードしてからの早田の猛追も振り切り、12-10で取り返す。

伊藤のリズムで展開するラリー。独特のミート打ちが早田を捉えはじめ、対する早田はドライブの連続攻撃が決まらない。追い上げムードもサーブミスで消え、第4ゲームも伊藤が11-6で取る。

あとがない早田は第5ゲームを攻めて11-7で奪い返し、次もロングサーブを多用し、カウンターをどんどん決めてここも11-4で取る。

最終第7ゲーム。1本目のすさまじいラリーは伊藤が奪い、次を執念の横入れで早田が取る。2000年生まれ世代の頂上決戦にふさわしい試合は、リスキーなストレート攻撃を続けざまに決めた伊藤がついにリードを広げる。

早田も4-10から5本粘って9-10まで猛追するが、最後は伊藤が決めて11-9とし、大接戦をものにした。

「いま最も強いかもしれない」とも語られた早田をフルゲームで振り切った伊藤。決勝では石川佳純(全農)と対戦する。

<TOP32福岡大会 女子シングルス準決勝>
伊藤美誠 4ー3 早田ひな
10-12/12-10/11-7/11-6/7-11/4-11/11-9

■2024年パリ五輪 日本代表選考ポイント


■男子出場選手

張本智和(IMG)
及川瑞基(木下グループ)
横谷晟(愛知工業大学)
丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス)
有延大夢(琉球アスティーダ)
篠塚大登(愛知工業大学)
曽根翔(T.T彩たま)
戸上隼輔(明治大学)
松島輝空(木下アカデミー)
英田理志(愛媛県競技力向上対策本部)
宇田幸矢(明治大学)
田中佑汰(愛知工業大学)
谷垣佑真(愛知工業大学)
鈴木颯 (愛工大名電高校)
吉村真晴(愛知ダイハツ)
平塚健友(フェニックス卓球クラブ)
大野颯真(木下グループ)
木村友哉(野田学園中学校)
吉山和希(愛工大名電中学校)
渡部民人(星槎中学校)
吉山僚一(愛工大名電高校)
芝拓人(野田学園高校)
三木隼(野田学園高校)
徳田幹太(野田学園高校)
松下大星(クローバー歯科カスピッズ)
森薗政崇(BOBSON)
木造勇人(個人)
吉村和弘(TRAIL)
村松雄斗(La.VIES)
濵田一輝(早稲田大学)
龍崎東寅(三井住友海上火災保険株式会社)
岩井田雄斗(野田学園高校)

■女子出場選手
早田ひな(日本生命)
長﨑美柚(木下グループ)
木原美悠(JOCエリートアカデミー/星槎)
佐藤瞳(ミキハウス)
伊藤美誠(スターツ)
石川佳純(全農)
橋本帆乃香(ミキハウス)
平野美宇(木下グループ)
張本美和(木下アカデミー)
森さくら(日本生命)
南波侑里香(トップおとめピンポンズ名古屋)
加藤美優(吉祥寺卓球倶楽部)
野村萌(デンソー)
大藤沙月(四天王寺高校)
芝田沙季(ミキハウス)
花沢夏琳(よ~じ道場)
伊藤友杏(羽佳卓球俱楽部)
日下部詩季(遊学館ジュニア)
竹谷美涼(貝塚第二中学校)
小塩悠菜(星槎中学校)
小塩遥菜(JOCエリートアカデミー/星槎)
白山亜美(明徳義塾高校)
青井さくら(明徳義塾高校)
吉松寿莉(開新高校)
木村光歩(中国電力)
安藤みなみ(トップおとめピンポンズ名古屋)
横井咲桜(四天王寺高校)
吉本はな(貝塚第二中学校)
松元菜音(Asiry Rumoi TTS)
植田杏(ミキハウスJSC)
高橋青葉(TIT)
村田愛心(みよしクラブ)