男子テニスで元世界ランク11位のS・クエリー(アメリカ)は、現在開催されている全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の1回戦で世界ランク73位のI・イヴァシカに6-4, 4-6, 6-7(8-10), 3-6の逆転…

男子テニスで元世界ランク11位のS・クエリー(アメリカ)は、現在開催されている全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)の1回戦で世界ランク73位のI・イヴァシカに6-4, 4-6, 6-7(8-10), 3-6の逆転負けを喫し、現役生活にピリオドを打った。
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198センチの長身から繰り出すビッグサーブと高い打点から放つストロークを武器に、2010年に年間4勝をあげるなどキャリア通算ではシングルスで10勝、ダブルスでは5勝を飾ったクエリー。
現在34歳のクエリーは2006年にプロに転向し、マッチ通算勝利数は385勝、2018年2月にキャリアハイの11位を記録。全米オープンではベスト8進出が1度、ウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)ではベスト8が2回に加えて、2017年には準々決勝で当時世界ランク1位のA・マレー(イギリス)をフルセットの末に破って4強入りを果たした。
また錦織圭とは通算11度対戦(錦織が7勝)。錦織がツアー初優勝を飾った2008年のデルレイビーチ・オープン(アメリカ/デルレイビーチ、ハード)では準決勝で対戦し、クエリーが4度マッチポイントを握るも錦織が4-6, 6-2, 7-6(9-7)の逆転勝ちをおさめた。また錦織が大会4連覇を果たしたメンフィス・オープン(アメリカ/メンフィス、ハード)では、2015年と2016年の準決勝で対戦した。
クエリーは1日に自身のインスタグラムを更新し、家族写真とともに「テニスを通じた(たくさんの)思い出をありがとう!この16年間は素晴らしいものだった。家族と共に次のチャプターを楽しみにしているよ」とつづった。