「US OPEN 1回戦を戦い終えて、負けた直後の大坂選手の行動が気になった。会場のスクリーンに映し出された自分自身を携帯で撮っていた。その行動を目にしても気にする人はそれほど多くはなかったかもしれない。私自身が選手だった時、負けた時は1秒…
「US OPEN 1回戦を戦い終えて、負けた直後の大坂選手の行動が気になった。会場のスクリーンに映し出された自分自身を携帯で撮っていた。その行動を目にしても気にする人はそれほど多くはなかったかもしれない。私自身が選手だった時、負けた時は1秒でも早くコートを後にしたい。大会会場からも1日でも早く去りたい、という気持ちだった。それだけ悔しい気持ちが強かったからだ。私が見てきた世界のトッププレーヤーたちも大きな違いはないと思っている。」
1日、元プロテニスプレーヤーでタレント・解説者を務める伊達公子が自身のInstagramを更新。USオープンをTV観戦中に感じた違和感を綴り、ネット上では物議を巻き起こしているという。
「大坂選手には、もっとグランドスラムで優勝できる力がある。世界のトップを走り続けるためには、もっとオンコートで貪欲になってほしい。」
この投稿にフォロワーたちも、テニス、スポーツ、エンタメ、それぞれの見解から声をあげている。
「大坂選手が座ってるのを見ると帰りたくても精神的にすぐに動けないのかなと心配になってしまいます。そんな中で彼女自身が見つけた時間の使い方だったりと思いました。」
「私も大坂選手の試合後の行動に不思議な思いを持ちました。とても心配になりました。」
「まだテニスとは、自分とは何か?に向き合おうとしている途中にあるように見えます。自分はただただ彼女を応援し見守るのみです🙌」
なかには「伊達さんも大坂選手も昔から応援しています。しかし、不特定多数の人が見るSNSで、テニス界の先輩が後輩のことをこのように書くのは《誹謗中傷》に繋がりかねないと思います。勿論伊達さんは愛を持ってだと思いますが、それは本人にしか分かりません。
直接言ってあげるといいと思いますよ。」など伊達公子のSNSに意見の声も寄せられたという。
30日、テニス・USオープンがアメリカ・ニューヨークで行われた。女子シングルス1回戦に出場した大坂なおみは、第19シードのD・コリンズに6-7 (5-7), 3-6のストレートで敗れてしまい、大会初の初戦敗退となった。
文/スポーツブル編集部
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※テニスの4大会(全豪、全仏、全英、全米)は「グランドスラム」と呼ばれているが、これらの4大会を全て制覇することも「グランドスラム」と呼んでいる。 テニスだけではなく、ゴルフの4大大会も「グランドスラム」と呼び、野球における「グランドスラム」とは満塁ホームランを意味するようだ。