8月25日~27日、東京都新島村・羽伏浦海岸で行われたJPSAショートボードツアー第2戦「新島プロ」。ウィメンズクラスで中塩佳那(なかしお・かな)が、メンズクラスで金沢呂偉(かなざわ・ろい)が優勝を飾った。以下、決勝リポート。「サクラのスピ…

8月25日~27日、東京都新島村・羽伏浦海岸  で行われたJPSAショートボードツアー第2戦「新島プロ」。ウィメンズクラスで中塩佳那(なかしお・かな)が、メンズクラスで金沢呂偉(かなざわ・ろい)が優勝を飾った。以下、決勝リポート。

「サクラのスピードとキレを見て」中塩が大健闘

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ウィメンズファイナルは中塩佳那、都築虹帆、浅野こなみ、川合美乃里の4名。波のサイズはハラ〜ムネ、ミドル寄りのブレイクでアクションが入れづらいコンディションだったが、中塩が早々に4.50ptをスコアし試合をリード。その後も5点台を続けてマークし、安定感のある滑りで優勝をもぎとった。


中塩佳那の深いボトムターン ®️JPSA

8月初旬にカリフォルニア・ハンティントンで行われたCS第4戦「バンズUSオープン」を観戦していた中塩。ウィメンズで優勝したベティルー・サクラ・ジョンソン(ハワイ)のライディングを見て刺激を受けたようだ。

「サクラのスピードとキレのあるライディングを見て、それを取り入れられればJPSAで優勝できると感じたので、自分のサーフィンを変えたいなと思って練習していました」


中塩佳那 ®️JPSA

中塩は現在、ランキング1位。次大会の茨城でグランドチャンピオンへ王手をかけたいところだ。

2位は川合美乃里、3位は都築虹帆、4位は浅野こなみ。都築はインコンプリートながらエアーリバースを披露して会場を沸かせていた。

 

初Vの金沢、「やられた」から巻き返した大一番

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メンズクラスのコンディションはムネ〜カタ。ミドル付近でのブレイクは変わらないが、セットのサイズが少し上がった。メンバーは西慶司郎、塚本勇太、金沢呂偉、増田来希。ベテランと若手、両者の顔ぶれがそろった。

序盤、西が5.33ptをスコア。4つ上の先輩サーファーのライディングを尻目に、冷静な金沢が動いた。落ち着いた動きでグッドスウェルをつかむと、バックサイドで力強いリッピングを1発。2発。


金沢呂偉のバックサイド(6.83pt)®️JPSA

「(西)慶司郎がいい波を乗っていったんで『うわ、やられた』と思って。なのでそれ以上のライディングを出すために、僕もいい波を待ちました」(金沢)

6.83ptをマークし1位に躍り出た金沢は、その後もレイバックなど多彩なトリックを披露。試合展開を終始リードした。

「落ち着いてサーフィンできていました。いつも通りです」(金沢)


金沢呂偉のレイバック ®️JPSA

次大会は9月6日~8日にかけ、茨城県東茨城郡大洗町・磯場ポイント で行われる。

メンズ結果

優勝:金沢呂偉       合計点 12.43pt(6.83+5.60)
2位:増田来希
3位:塚本勇太
4位:西慶司郎


優勝した金沢呂偉 ®️JPSA

  

ウィメンズ結果

優勝:中塩佳那       合計点 11.07pt(5.57+5.50)
2位:川合美乃里
3位:都築虹帆 
4位:浅野こなみ


優勝した中塩佳那 ®️JPSA

 

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