4月18日からスペイン・バルセロナで始まる「バルセロナ・オープン・バンコサバデル」(4月18~24日/ATP500/賞金総額215万2690ユーロ/クレーコート)のドロー抽選が、16日に行われ、ディフェンディング・チャンピオンで世界6位…
4月18日からスペイン・バルセロナで始まる「バルセロナ・オープン・バンコサバデル」(4月18~24日/ATP500/賞金総額215万2690ユーロ/クレーコート)のドロー抽選が、16日に行われ、ディフェンディング・チャンピオンで世界6位の錦織圭(日清食品)の初戦の相手は、ティーモ・デ バッカー(オランダ/101位/27歳)とワイルドカードのエリアス・ウマー(スウェーデン/142位/20歳)の勝者に決まった。
世界5位のラファエル・ナダル(スペイン/29歳)に次ぐランキングの錦織は第2シード。1回戦は免除され、初戦となる2回戦は19日(火)以降となる予定だ。
錦織は勝ち上がればナダルとは決勝まで当たらないドローだが、錦織のいるドローのボトムハーフ(下半分)には、これまでに6度対戦してまだ一度も勝ったことのない(ただしクレーコートでの対戦はない)、第4シードのリシャール・ガスケ(フランス/10位/29歳)や、昨年の全米オープン1回戦と楽天ジャパンオープン準決勝で連敗した、第6シードのブノワ・ペール(フランス/22位/26歳)らがいる。
錦織が最初に対戦する可能性があるシード選手を見ると、3回戦に第13シードのジェレミー・シャルディ(フランス/33位)がいる。
錦織は15日にインタビューに応じ、「バルセロナに戻ってくることができてうれしい。3連覇を成し遂げられるよう祈っている」と話した。
過去、この大会で3連覇を遂げたのは、マッツ・ビランデル(スウェーデン)とナダルの2人だけ。ビランデルは1982年から84年に3連覇、ナダルは2005年から09年の5連覇と2011年から13年の3連覇、合計8度の優勝を誇る。そのあとの2014、15年に錦織が優勝している。
今大会の予選には内山靖崇(北日本物産)が出場。内山は予選1回戦でマルコ・トランジェッリティ(アルゼンチン/180位)と対戦したが、4-6 5-7で敗れた。
(テニスマガジン/ライター◎木村かや子)