フランス・パリで開催されている「全仏オープン」(本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の2日目、女子シングルス1回戦で、第11シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が、第2セットを落としながらも、ワイルドカード(主催者推薦枠…

 フランス・パリで開催されている「全仏オープン」(本戦5月28日~6月11日/クレーコート)の2日目、女子シングルス1回戦で、第11シードのカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)が、第2セットを落としながらも、ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した若手のジェイミー・フォーリス(オーストラリア)を破り、2回戦に進出した。

 2度目のグランドスラム大会に挑戦しているところだった世界337位の17歳、フォーリスは、第1セットを落としたものの、第2セットでは世界11位のウォズニアッキに対し、あっという間に4-1とリードを奪った。

 フォーリスは、3度あったマッチポイントのうち2度をセーブしたが、最終的にウォズニアッキが6-4 3-6 6-2で試合をものにした。敗戦にも関わらず、フォーリスは観客のスタンディング・オベーションの中、コートを去った。

 前年度優勝者で第4シードのガルビネ・ムグルッサ(スペイン)は、フランチェスカ・スキアボーネ(イタリア)を6-2 6-4で下し、2回戦に駒を進めた。

 2010年全仏チャンピオンであるスキアボーネは、持ち前のファイティング・スピリットを見せ、最終的にフォアハンドボレーをアウトして頭を垂れる前に3本のマッチポイントをセーブした。

 ムグルッサは、第1セット3-2リードから15ポイントを連取し、スキアボーネのサービスゲームを5度ブレークした。

 第18シードのキキ・バーテンズ(オランダ)は、1セットダウンから挽回してアイラ・トムヤノビッチ(オーストラリア)を4-6 6-1 6-1で下し、やはり2回戦に進んだ。

 バーテンズは11本のサービスエースを決め、最後の2セットを取るのに50分しかかけなかった。

 トムヤノビッチは自分のサービスゲームで2つのマッチポイントをしのぎ、デュースにもち込んだが、最終的にフォアハンドをアウトし、試合に終止符を打った。(C)AP(テニスマガジン)

※写真は「全仏オープン」の女子シングルス1回戦を突破したカロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)(撮影◎毛受亮介/テニスマガジン)

【ハイライト】ガルビネ・ムグルッサ vs フランチェスカ・スキアボーネ/ 1回戦