テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は24日、女子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク200位の日比野菜緒が同192位のL・キリコ(アメリカ)を6-3, 7-6(7-3)で破り、2回戦へ駒を進めた。>…

テニスの全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード、グランドスラム)は24日、女子シングルス予選1回戦が行われ、世界ランク200位の日比野菜緒が同192位のL・キリコ(アメリカ)を6-3, 7-6(7-3)で破り、2回戦へ駒を進めた。
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日比野は7月下旬に出場したライブスポーツ・プラハ・オープン(チェコ/プラハ、ハード、WTA250)でラッキールーザーで本戦入りすると、2回戦で昨年の全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム)を制した第2シードのB・クレチコバ(チェコ)をフルセットで破って8強入を果たす。
次戦の準々決勝は疲労の影響から途中棄権をすると、翌週のオドラム・ブラウン・ バンクーバー・オープン(カナダ/ バンクーバー、ハード、WTA125)1回戦も途中棄権を余儀なくされていた。
全米オープンに9度目の出場の日比野は、これまで4度本戦に出場して最高成績は2017年の2回戦進出。ここ2年は本戦1回戦で敗退している。
3試合を勝ち抜くと本戦出場権が得られるこの予選。日比野はこの試合、開始から3ゲーム連取を許すもそこから6ゲーム連取で第1セットを先取する。
第2セット、第1ゲームで再び先にブレークを許した日比野は第4ゲームでブレークバックに成功する。互いに譲らずサービスキープを続けてタイブレークにもつれると、先にミニブレークを奪った日比野が終始スコアを先行して1時間34分で勝利を掴んだ。
日比野は予選2回戦で、第11シードで世界ランク103位のワン・チャン(中国)と対戦する。両者は2度目の対戦で、前回の対戦は2014年の久留米市ベストアメニティカップ国際女子テニス(福岡、賞金総額5万ドル、オムニ)の準決勝まで遡り、ワンがストレート勝ちをおさめている。
今大会の女子シングルス予選には日比野を含め5選手が出場し、第7シードで世界ランク94位の土居美咲と同195位の本玉真唯は前日に初戦を突破。同197位の内藤祐希は1回戦敗退、第26シードで同130位の内島萌夏は24日に行われる第3試合で初戦に臨む。