チェルシーは20日、トッテナム戦で人種差別行為を働いたサポーターへの処分を発表した。 同クラブは細かい調査内容や、当該サ…

チェルシーは20日、トッテナム戦で人種差別行為を働いたサポーターへの処分を発表した。

同クラブは細かい調査内容や、当該サポーターの詳細についての言及を避けたが、「先週末のトッテナム戦での人種差別行為に関する声明に続き、チェルシー・フットボールクラブは、シーズンチケット・ホルダーを特定し、無期限で入場禁止にしたことを確認しています」と、シーズンチケット・ホルダーに無期限のスタジアム入場禁止処分を科したことを明かした。

チェルシーは14日、スタンフォード・ブリッジで行われたプレミアリーグ第2節でトッテナムと対戦し、2-2のドローで試合を終えた。

イギリス『デイリー・メール』などが伝えたところによると、同試合では後半のトッテナムのコーナーキックの際にキッカーを務めた韓国代表FWソン・フンミンに対し、一部チェルシーサポーターによる人種差別行為が確認されていた。

これを受け、チェルシーは18日に以下の声明を発表していた。

「チェルシー・フットボール・クラブは、いかなる形態の差別的な行動も完全に憎むべきものだと考えています。それはチェルシーにも、私たちのコミュニティにも存在しません」

「チェルシーFCは一貫して差別的行為に対するゼロ・トレランスの立場を明確にしていますが、このような愚か者がいわゆる『ファン』としてこのクラブに所属していることは、クラブ、コーチ、プレーヤー、スタッフ、そして真のサポーターを辱めることになります」

「我々はこの事件を調査中であり、もし特定されれば、この人物はクラブから最も厳しい処分を受けることになるでしょう」