男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は19日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク157位のB・チョリッチ(クロアチア)が第7シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)を6-4,6-4のストレートで…

男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は19日、シングルス準々決勝が行われ、世界ランク157位のB・チョリッチ(クロアチア)が第7シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)を6-4,6-4のストレートで破り、「ATPマスターズ1000」では準優勝を果たした2018年10月のロレックス・上海マスターズ(中国/上海、ハード、ATP1000)以来 約3年10カ月ぶりのベスト4進出を果たした。
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前週のナショナル・バンク・オープン(カナダ/モントリオール、ハード、ATP1000)では初戦敗退となった元世界ランク12位のチョリッチ。今大会では1回戦で予選から勝ち上がった同33位のL・ムセッティ(イタリア)、2回戦で第2シードのR・ナダル(スペイン)、3回戦で第15シードのR・バウティスタ=アグ(スペイン)を下して勝ち上がった。
この試合の第1セット、チョリッチはファーストサービスが入ったときに81パーセント確率でポイントを獲得し、1度もブレークポイントを握られず。リターンゲームでは第3ゲームでブレークに成功し、先行する。
続く第2セットでも序盤からブレークチャンスを掴むと第7ゲームでブレークに成功。オジェ アリアシムにこの日1度もブレークチャンスを与えることなく、1時間40分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにチョリッチのコメントを掲載し「先週は本当にひどいプレーをしていたので正直言ってよく分からない。先週からハードなトレーニングをしていた。たくさん練習しようと思ったんだ。それが鍵になったと思う。何セットもプレーして、自分のプレーを見つけようとしたよ」と語った。
勝利したチョリッチは準決勝で第3シードのC・アルカラス(スペイン)と第9シードのC・ノリー(イギリス)の勝者と対戦する。
同日には第1シードのD・メドベージェフと第4シードのS・チチパス(ギリシャ)が4強に駒を進めている。