■ジャックドール
【中間調整】昨年9月から破竹の5連勝。5連勝目の金鯱賞ではレコード更新のオマケ付きで重賞初制覇を果たした。勢いに乗って挑んだ前走・大阪杯は2番人気に支持されるも、5着止まり。緩い馬場で進みが悪かった分、余計に出していく形となり自分自身で苦しいペースを作ってしまったのが敗因だろう。くわえて、落鉄のアクシデントもあった。それでも大崩れせず、0秒5差での掲示板確保は力の証明と言えるだろう。その後、今年後半の大目標を天皇賞・秋とし、逆算していい間隔で走れる札幌記念への進出が決定。7月13日に栗東へ戻っている。17日に坂路で14-14を消化したのが初時計。しばらく坂路調整で息を作ったのち、7月27日に函館へ移動。8月3日には現地ウッドで5F66秒フラットを余力を残しマークしており、輸送のダメージはほぼなかったようだ。藤岡佑介騎手が騎乗した1週前追いではウッドで併せ馬を行い、3歳未勝利相手とは言え4馬身先着。
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【最終追い切り】栗東での調整。そして2週前、1週前と函館ウッドで豪快な動きを見せており、仕上げは相当進んでいるはず。ゆえに最終追いは鞍上との意思疎通を深めるのに専念する内容で、疲れを残さないよう芝コースでの単走となった。序盤はいい折り合いから流すように入り、時計となったのは残り4Fあたりから。直線ではゴーサインへ鋭く反応し、溜めた脚を気分よく弾けさせていた。
【見解】馬体は皮一枚厚く、その分一瞬だけ反応に鈍さは感じさせるが“重箱の隅”レベルだろう。洋芝戦は未知数ながら函館芝で見せた最終追いの弾けっぷりを見る限り、むしろ得意な部類かもしれない。次はひと息入れての天皇賞だけに、ここをお釣りを残した状態では臨まないだろう。ほぼ万全の仕上がり。
総合評価「A」
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西村武輝(にしむらぶこう)●フリーライター 競走馬の追い切り評価を専門として、ネットメディア中心に執筆を続けているフリーライター。現在、UMAJIN.net「競馬サロン」においては毎週の重賞出走全頭のレポートを執筆、担当。またプロレス関連業界にも関わっており、週刊プロレスや書籍等への寄稿歴もある。
■札幌記念2022 調教動画(ジャックドール)


























