男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は17日、シングルス2回戦が行われ、第11シードのT・フリッツ(アメリカ)が世界ランク28位のN・キリオス(オーストラリア)を6-3, 6-2のストレートで破り、…

男子テニスのW&Sオープン(アメリカ/シンシナティ、ハード、ATP1000)は17日、シングルス2回戦が行われ、第11シードのT・フリッツ(アメリカ)が世界ランク28位のN・キリオス(オーストラリア)を6-3, 6-2のストレートで破り、大会初のベスト16進出を果たした。
>>ナダル、メドベージェフらW&Sオープンの組合せ<<
>>シフィオンテクらW&Sオープンの組合せ<<
今大会の1回戦では世界ランク35位のS・バエス(アルゼンチン)をストレートで下した同13位のフリッツ。この試合の第1セットでは第6ゲームでブレークに成功。1度もブレークチャンスを与えず、先行する。
続く第2セット、フリッツはファーストサービスが入ったときに93パーセントの高い確率でポイントを獲得。この日、1度もブレークチャンスを与えることなく、リターンゲームでは第1・第5ゲームでブレークに成功し、わずか50分で勝利した。
男子プロテニス協会のATPは公式サイトにフリッツのコメントを掲載し「今日、自分のプレーができたことは素晴らしいことだと思うよ。このような試合は次の試合、全米オープンに向けて自信を与えてくれるものだね」と語った。
「僕はただ自分のことに集中した。サーブのペースは自分でコントロールできるので、“1ブレークアップしたんだから集中しよう”ということだけ考えていた。今日一日、リラックスして試合に集中することができてよかったよ」
勝利したフリッツは3回戦で第6シードのA・ルブレフと対戦する。ルブレフは2回戦で世界ランク61位のF・フォニーニ(イタリア)を6-7 (7-9), 7-6 (7-3), 6-2の逆転で下しての勝ち上がり。
同日には第4シードのS・チチパス(ギリシャ)、第7シードのF・オジェ アリアシム(カナダ)、第10シードのJ・シナー(イタリア)らが16強に駒を進めている。