チェルシーのアカデミー出身のベルギー人MFチャーリー・ムソンダ(25)がレバンテへ移籍した。 元々アンデルレヒトの下部組織に所属していたムソンダは、2012年夏に多くのビッグクラブが競合した中で、2人の兄と共にチェルシーに移籍した。ユース…

チェルシーのアカデミー出身のベルギー人MFチャーリー・ムソンダ(25)がレバンテへ移籍した。

元々アンデルレヒトの下部組織に所属していたムソンダは、2012年夏に多くのビッグクラブが競合した中で、2人の兄と共にチェルシーに移籍した。ユースレベルでは2013-14シーズンのU-21プレミアリーグ優勝や、14-15シーズンのUEFAユースリーグ制覇に貢献した。

ベティスやセルティックへレンタル移籍しながら何度かチェルシーで出場機会を得たが、大成できずに若手の恒例となっているフィテッセへのレンタルを経験。しかし、この間に2度の前十字靭帯損傷という大ケガに見舞われ、2020年夏にチェルシーに復帰するも、この2シーズンでプレーすることはなかった。

そして今夏、契約満了に伴いチェルシーを退団。6月には母国のズルテ・ワレヘムのトライアルを受け、実際にプロ契約締結のオファーもあったものの、ムソンダは突如として姿をくらまし、行方がわからなくなっていたという。

それでもこの度、その去就が明らかに。スペイン2部を新天地に選んだ25歳は「チャンスをくれたクラブにとても感謝している。もう一度自分のレベルを世界に見せたい」と意気込みを語っている。