フェデックス・セントジュード選手権で生まれたショットとは 米男子ゴルフのプレーオフ第1戦、フェデックス・セントジュード選手権で生まれた珍ショットが話題だ。米テネシー州メンフィスのTPCサウスウインドで14日(日本時間15日)に行われた最終ラ…

フェデックス・セントジュード選手権で生まれたショットとは

 米男子ゴルフのプレーオフ第1戦、フェデックス・セントジュード選手権で生まれた珍ショットが話題だ。米テネシー州メンフィスのTPCサウスウインドで14日(日本時間15日)に行われた最終ラウンドで、デニー・マッカーシー(米国)が放った“奇跡的な一打”。間近で目撃した男性ファンが「特大ホールインワンだ」「難しいショットだよね」とジョークを飛ばして笑いを誘っていた。

“消えたボール”が入っていたまさかの場所に注目が集まった。2番パー4、マッカーシーのティーショットがコースを外れ、椅子に座るギャラリーの方角へ。ボールはどこへ行ったのか……よく探すと、なんと椅子の肘掛けに付けられていたカップホルダーに吸い込まれていたのだ。ボール1個分とちょっとほどの大きさしかない所に、綺麗に収まっていた。

 ツイッター上の米ファンからは「どうやったの?」「インクレディブル」「ホールインワン賞を」「最高だ」「素晴らしい」「ワオ」などと驚きの声が続出していたこの出来事。PGAツアー公式ツイッターは動画を公開し、発見されたボールの近くでかわされた観客の男性の言葉も紹介している。

 椅子に座っていたと思われる男性は「特大ホールインワンだ」とまさかのショットに驚いた様子。マッカーシーが「私のボールは彼に当たり、このカップホルダーに入ったんだ」と説明した後、男性は「難しいショットだよね」とジョークを飛ばし、周囲の笑いを誘っていた。米実況席も「飛んでいった? 男性に当たって、カップホルダーに落ちていきましたね。面白すぎだろ!」と吹き出していた。

 米紙「ニューヨークポスト」は、「マッカーシーはボールをドロップして打つことができたので、第2打はグリーンに着弾。続くショットでバーディーを決めた」とこの後バーディーとなったことを伝えている。マッカーシーはこの日4バーディー、4ボギーとスコアを伸ばせず、通算8アンダーの20位となった。(THE ANSWER編集部)