プエルトリコの19歳が奪ったダウンとは ボクシングのスーパーウェルター級8回戦が13日(日本時間14日)、米ラスベガスで行われ、19歳のザンダー・ザヤス(プエルトリコ)がエリアス・エスパダス(メキシコ)に5回TKO勝ちした。華麗な左右のコン…

プエルトリコの19歳が奪ったダウンとは

 ボクシングのスーパーウェルター級8回戦が13日(日本時間14日)、米ラスベガスで行われ、19歳のザンダー・ザヤス(プエルトリコ)がエリアス・エスパダス(メキシコ)に5回TKO勝ちした。華麗な左右のコンビネーションでダウンを奪取。米興行大手・トップランク社が「ボクシング界最高のプロスペクト!」と動画を公開すると、海外ファンから「彼は本物」「エゲツない」と興奮の声が上がった。

 綺麗に強打を入れた。ザヤスは初回にカウンターの左フックでダウンを奪取。5回にはジリジリと間合いを詰め、左ジャブ、左フック、最後は右フックのコンビネーションをお見舞いした。相手の顔面をモロに捉え、尻もちでダウン。19歳のプロスペクトは走り回って喜びを表現し、決着した。

 公式インスタグラムに圧巻のKO決着の動画を公開したトップランク社は、文面に「ボクシング界最高のプロスペクト!」と記して投稿。海外ファンからは「プエルトリコパワー」「彼は本物」「未来の王者」「彼と対戦してもゼロチャンス」「エゲツない」「おそらく次世代のスター」「最高の有望株」と期待の声などが上がった。

 ザヤスは14勝(10KO)で無敗を守った。強豪ひしめく階級でどんな成長を見せてくれるのか。将来の世界王者候補が海外で脚光を浴びている。(THE ANSWER編集部)