12日開幕のNEC軽井沢72ゴルフトーナメント 女子ゴルフの国内ツアー、NEC軽井沢72ゴルフトーナメントは12日に軽井沢72ゴルフ北コース(6679ヤード、パー72)で開幕する。先週出場していた米女子メジャー最終戦、AIG全英女子オープン…

12日開幕のNEC軽井沢72ゴルフトーナメント

 女子ゴルフの国内ツアー、NEC軽井沢72ゴルフトーナメントは12日に軽井沢72ゴルフ北コース(6679ヤード、パー72)で開幕する。先週出場していた米女子メジャー最終戦、AIG全英女子オープンからの帰国初戦となる堀琴音(ダイセル)は11日に行われた公式会見に出席。大会後に予想外の喜びがあったことを明かした。

 強風の中、英国伝統コースのミュアフィールドで行われた全英女子で15位に入った堀。「全米、全英1回も予選通過したことなかったので正直、予選通過したいな」という気持ちで臨んだというが、自身の想定を超える順位でのフィニッシュに「風の中でスコアを出せたのは私にとって自信になった。芝の形状が全然違うので、対応力が少し上がったのかなと思った」と満足の結果だったという。

 好成績に対する反響も大きかったようで「今週こっちに戻ってきて『良かったね』という声をいただきました。あと、試合が終わった後、インスタグラムのフォロワーが増えててうれしかったですね。1000人くらい増えました。うふふ」と表情を緩ませた。この日時点でフォロワーは4万人になっている。

 大会中はミュアフィールドのフェアウエーが硬かったこともあり「フォローで300ヤードも飛ばせてうれしかった。日本で300ヤード飛ばせるなんてないから、気持ちが上がりました」と別の喜びも感じていたという。

 とはいえ、メジャーの舞台で自分の力不足も実感。「向こうの選手はみんなアプローチがうまい。あり得ないところから寄せてくるし、いろんなショットを持っている。グリーン周りのレベルの高さを感じた」ということで、早速この日のプロアマ戦でも試したそうだ。

 9日に帰国し、10日に軽井沢入りという強行軍も「意外と時差ぼけは大丈夫。あとは自分の体力次第。出場するからには上を目指して頑張っているので、気持ちと自信で頑張って行けたらいい」と上位進出を誓った。(THE ANSWER編集部)