今年9月23日から25日にかけて開催される男子テニスのレーバーカップ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は10日、世界ランク5位のS・チチパス(ギリシャ)と同7位のC・ルード(ノルウェー)が出場することを発表した。>>西岡 良仁vsオジェ …

今年9月23日から25日にかけて開催される男子テニスのレーバーカップ(イギリス/ロンドン、室内ハード)は10日、世界ランク5位のS・チチパス(ギリシャ)と同7位のC・ルード(ノルウェー)が出場することを発表した。
>>西岡 良仁vsオジェ アリアシム 1ポイント速報<<
>>西岡、メドベージェフらナショナル・バンクOPの組合せ<<
レーバーカップはB・ボルグ(スウェーデン)率いるチーム・ヨーロッパとJ・マッケンロー(アメリカ)率いるチーム・ワールドが単複で3日間かけて対戦するエキシビションマッチ。毎日4試合が行われ、1勝するごとに初日は1ポイント、2日目は2ポイント、最終日は3ポイントを獲得する仕組みで勝敗を決める。
23歳のチチパスは3度目、同じく23歳のルードは2度目の出場。ロンドンにあるO2アリーナで開かれることが決定している今大会にはN・ジョコビッチ(セルビア)R・ナダル(スペイン)R・フェデラー(スイス)A・マレー(イギリス)の「ビッグ4」がチーム・ヨーロッパとして出場することがすでに発表されており、6選手が出揃った。
キャプテンを務めるボルグはこの6選手の出場について「これは豪華なラインアップだ。ステファノスとキャスパーは次世代を担う選手たち。2人ともレーバーカップで優秀な成績を収めており、ビッグ4と肩を並べる機会を大切にしてくれることは間違いないだろう。ロンドンでの特別なイベントになる」と語った。
チチパスは今季、4月のロレックス・モンテカルロ・マスターズ(モナコ/モンテカルロ、レッドクレー、ATP1000)と6月のマヨルカ・チャンピオンシップス(スペイン/マヨルカ、芝、ATP250)で優勝し、2勝を挙げている。
今回の出場については「レーバー・カップはライバルたちとチームを組み、最高のライバルたちと戦うことができるので、とても楽しいイベント。チーム・ヨーロッパを代表できることを誇りに思うよ」とコメント。
一方のルードは今季、2月のアルゼンチン・オープン(アルゼンチン/ブエノスアイレス、レッドクレー、 ATP250)、5月のゴーネット・ジュネーブ・オープン(スイス/ジュネーブ、レッドクレー、ATP250)、7月のEFG スイス・ オープン・グシュタード(スイス/グシュタード、レッドクレー、ATP250)で優勝している。
昨年のレーバーカップ(アメリカ/ボストン、ハード)に続く2年連続の出場については「チーム・ヨーロッパの歴史的なラインナップの一員となれたことを誇りに思う。ボストンで戦ったことは素晴らしい経験だったし、この素晴らしい選手たちをロンドンでチームメイトとして迎えることが待ち遠しい」と述べた。
一方、マッケンロー率いるチーム・ワールドにはF・オジェ アリアシム(カナダ)T・フリッツ(アメリカ)D・シュワルツマン(アルゼンチン)J・ソック(アメリカ)の4名の参加が決まっている。
レーバーカップは2017年にチェコのプラハで第1回が開催、その後2018年はアメリカのシカゴ、2019年はスイスのジュネーブで行われ、2020年は開催されず、2021年にアメリカ/ボストンで行われた。結果はいずれもチーム・ヨーロッパが勝利しており、2022年大会はチーム・ワールド初勝利が期待される。