インターハイ柔道最終日、女子4階級で優勝者が決定 柔道の全国高校総体(インターハイ)は10日、愛媛県武道館で最終日が行われ、個人戦の女子4階級で優勝者が決定した。富士学苑(山梨)の川崎愛乃、山本海蘭(ともに3年)が78キロ級と78キロ超級を…

インターハイ柔道最終日、女子4階級で優勝者が決定

 柔道の全国高校総体(インターハイ)は10日、愛媛県武道館で最終日が行われ、個人戦の女子4階級で優勝者が決定した。富士学苑(山梨)の川崎愛乃、山本海蘭(ともに3年)が78キロ級と78キロ超級をそれぞれ制し、女子団体戦との2冠を達成。これで今大会の優勝者が全て出そろった。

 78キロ級の川崎は、昨年のインターハイ準々決勝で敗れた佐賀商・中野弥花(2年)と決勝で再戦。開始わずか34秒で崩れけさ固めによる一本勝ちを決め、リベンジを果たした。78キロ超級の山本は、横四方固めで佐賀商の井上朋香(1年)に一本勝ちした。川崎と山本は9日に行われた女子団体の優勝メンバーでもあり、今大会2冠となった。

 63キロ級では佐賀商・水間仁子(3年)が淑徳(東京)の徳田和華(3年)に優勢勝ちして優勝。70キロ級は比叡山(滋賀)の本田万結(3年)が敬愛(福岡)の滝本稟夏(2年)に縦四方固めで一本勝ちし、頂点を掴んだ。

【インターハイ柔道 優勝者一覧】

■男子
・60キロ級:福田大和(滋賀・比叡山2年)
・66キロ級:顕徳海利(兵庫・神港学園3年)
・73キロ級:木原慧登(神奈川・東海大相模2年)
・81キロ級:伊澤直乙斗(千葉・習志野3年)
・90キロ級:川端倖明(東京・国士舘2年)
・100キロ級:新井道大(埼玉・埼玉栄3年)
・100キロ超級:高原健伸(広島・崇徳3年)
・団体:国士舘(東京)

■女子
・48キロ級:近藤美月(佐賀・佐賀商3年)
・52キロ級:横田ひかり(長野・佐久長聖3年)
・57キロ級:新井心彩(埼玉・埼玉栄3年)
・63キロ級:水間仁子(佐賀・佐賀商3年)
・70キロ級:本田万結(滋賀・比叡山3年)
・78キロ級:川崎愛乃(山梨・富士学苑3年)
・78キロ超級:山本海蘭(山梨・富士学苑3年)
・団体:富士学苑(山梨)(THE ANSWER編集部)