ズベレフ、怪我から2ヵ月で早くもコートでヒッティング8月8日、右足首の靭帯断裂によりツアーから離脱している世界ランク2位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が、自身のインスタグラムを更新。コートで元…

ズベレフ、怪我から2ヵ月で早くもコートでヒッティング

8月8日、右足首の靭帯断裂によりツアーから離脱している世界ランク2位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が、自身のインスタグラムを更新。コートで元気にラリーを行う姿を公開した。

【動画】ズベレフ、軽快なステップを見せてヒッティグで快音残す

6月3日に行われた全仏オープン準決勝、ラファエル・ナダル(スペイン/同3位)との白熱した試合の中、右足首を激しく捻って転倒した25歳のズベレフ。

途中棄権を余儀なくされると、その後の検査の結果、3本の外側靭帯を断裂していたことが判明し、「一日も早く競技に復帰するため、靭帯をしっかり治し、足首を完全に安定させるためには手術が最善の選択だった。これからリハビリが始まるが、今まで以上に強くなれるように頑張るよ」と報告していた。

退院後、ジムでのリハビリの様子を自身のSNSで公開してきたが、怪我から2ヵ月から経過した8月、ようやくコートでプレーできたとファンに報告。まだ動きこそ激しくないものの、しっかりステップを刻み、サーブとストロークで快音を響かせた動画を公開するとともに、「大好きな遊び場に戻ってきた幸せな子供」とコメントをつけて投稿した。

6日には、ズベレフ自身も1型糖尿病であることから同様の病気で苦しむ子供たちを支援する財団を設立。「唯一の限界は、自分で設定したもの」と強い言葉を残し、コート外でも精力的な取り組みを見せている。

いまだ復帰時期は明らかにしていないものの、東京五輪で金メダルを獲得した地で行われる「楽天ジャパンオープン」(東京・有明/ATP500/10月3日~9日)への出場予定選手に名を連ねているズベレフが、再びコートで見られる日を楽しみにしたい。