「ヨネックス 軽井沢国際女子テニス大会」(長野県・風越公園屋外テニスコート/本戦5月23~28日/賞金総額2.5万ドル/砂入り人工芝コート)の本戦5日目は、中断試合を含むシングルス準々決勝4試合と準決勝2試合およびダブルス準決勝2試合と決勝…

「ヨネックス 軽井沢国際女子テニス大会」(長野県・風越公園屋外テニスコート/本戦5月23~28日/賞金総額2.5万ドル/砂入り人工芝コート)の本戦5日目は、中断試合を含むシングルス準々決勝4試合と準決勝2試合およびダブルス準決勝2試合と決勝が行われた。

 シングルスは、第1シードの波形純理(伊予銀行)、第2シードの清水綾乃(フリー)、第7シードの小堀桃子(橋本総業ホールディングス)、第8シードのタミ・パターソン(オーストラリア)がベスト4に進出。波形がパターソンを3-6 6-3 6-3で、清水は小堀を6-1 6-1で下し、決勝はトップ2シードの日本人対決となった。

 ダブルス決勝は、第2シードの奥野彩加(Club MASA)/パターソンと細沼千紗(早稲田大学)/森崎可南子(筑波大学)の対戦となり、大学生ペアの細沼/森崎が奥野/パターソンを7-5 6-3で倒して国際大会初優勝を果たした。

 ワイルドカード(主催者推薦枠)で出場した細沼/森崎は、1回戦で同じくワイルドカードの細木祐佳(フリー)/袖山穂菜美(フミヤエース市川テニスアカデミー)を6-1 6-2で、準々決勝で第1シードの今西美晴(島津製作所)/高畑寿弥(橋本総業ホールディングス)を6-3 4-6 [10-5]で、この日行われた準決勝では第3シードの藤原里華(北日本物産)/小堀を6-1 6-7(5) [10-8]で破って決勝進出を決めていた。

 大会最終日の5月28日(日)は11時00分から、シングルス決勝が行われる予定。

※名前の左に付いている数字はドロー番号、[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝者◇   ◇   ◇

【シングルス準決勝】

○1波形純理(伊予銀行)[1] 3-6 6-3 6-3 ●16タミ・パターソン(オーストラリア)[8]

○32清水綾乃(フリー)[2] 6-1 6-1 ●17小堀桃子(橋本総業ホールディングス)[7]

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【シングルス準々決勝】

○1波形純理(伊予銀行)[1] 6-4 7-5 ●7藤原里華(北日本物産)

○16タミ・パターソン(オーストラリア)[8] 6-0 6-1 ●11森崎可南子(筑波大学)[Q]

○17小堀桃子(橋本総業ホールディングス)[7] 6-4 6-4 ●23エレン・アルグリン(スウェーデン)[Q]

○32清水綾乃(フリー)[2] 6-3 6-3 ●27牛島里咲(筑波大学)

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【ダブルス決勝】

○3細沼千紗/森崎可南子(早稲田大学/筑波大学)[WC] 7-5 6-3 ●16奥野彩加/タミ・パターソン(Club MASA/オーストラリア)[2]

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【ダブルス準決勝】

○3細沼千紗/森崎可南子(早稲田大学/筑波大学)[WC] 6-1 6-7(5) [10-8] ●5藤原里華/小堀桃子(北日本物産/橋本総業ホールディングス)[3]

○16奥野彩加/タミ・パターソン(Club MASA/オーストラリア)[2] 6-3 6-1 ●10華谷和生/西郷幸奈(Ravie Court/総武グリーンテニスクラブ)

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表彰式での選手スピーチ・抜粋(情報提供◎大会事務局)

細沼千紗(ダブルス優勝)

「私は高校生のときにビッグKテニスクラブに入って、少しずつ勝てるようになり、クラブに恩返ししたいという気持ちで毎日頑張っていました。(クラブの)後輩である森崎選手と一緒に優勝できて、本当にうれしく思います。また、いろんな大会に出て、優勝できるように頑張りますので、これからも応援よろしくお願いします」

森崎可南子(ダブルス優勝)

「私も高校からビッグKテニスクラブに入って、細沼さんとは高校1年のときに組んで以来だったので不安な部分もありましたが、最後まで楽しくできて、優勝という最高の形で終われたのでよかったと思います。これから学生の大会もあるので、どんどんよい結果を残していきたいと思います」(テニスマガジン/Tennis Magazine)

※写真は左からダブルス準優勝のタミ・パターソン、奥野彩加、優勝の細沼千紗、森崎可南子

写真提供◎大会事務局/撮影:北沢 勇(オフィシャルカメラマン)

軽井沢国際女子テニス大会|公式サイト

ITF(国際テニス連盟)大会ページ|公式