バルセロナは7日、ジョアン・ガンペール杯でUNAMプーマス(メキシコ)と対戦し、6-0で圧勝した。 今回で通算57回目を…

バルセロナは7日、ジョアン・ガンペール杯でUNAMプーマス(メキシコ)と対戦し、6-0で圧勝した。

今回で通算57回目を迎える同大会は、当初ローマとの対戦が決定していたものの、対戦相手の突然の参加辞退により紆余曲折を経て、昨季まで在籍したダニエウ・アウベスが加入したメキシコの名門との対戦となった。

来週末にラージョとのラ・リーガ開幕戦を控える中、最後の調整試合となる一戦に向け、チャビ監督は両サイドバックにセルジ・ロベルト、バルデを起用した以外、主力を揃って起用。前線は右からデンベレ、レヴァンドフスキ、ハフィーニャという並びとなった。

カンプ・ノウ帰還となったダニエウ・アウベスもスタメンで起用されたこの一戦。立ち上がりから攻勢を仕掛けるホームチームは、加入後2試合で沈黙していたエースストライカー候補がいきなり魅せる。

開始3分、ボックス手前左でボールを持ったペドリからの絶妙な浮き球パスに反応したレヴァンドフスキはボックス左ゴールライン際でGKをかわす。シュートの角度はほぼなかったが、右足の丁寧なシュートをファーポストに流し込み、待望の加入後初ゴールを奪う。

このゴールに気を良くしたレヴァンドフスキは直後の5分、ボックス中央でデンベレからの横パスを足元に収めると、ゴール前の狭いスペースへ絶妙なショートスルーパスを供給。これに完璧なタイミングで抜け出したペドリが冷静にGKをかわして無人のゴールへシュートを流し込む。

レヴァンドフスキとペドリの美しい連携に触発されたのか、今度は両ウイングが魅せる。10分、右サイド深くでボールを持ったハフィーニャが丁寧な折り返しを入れると、立ち上がりから果敢にシュートを放っていたデンベレが自身3本目のシュートをゴール右隅に突き刺した。

リーグ戦真っ只中のプーマス相手に開始10分で3ゴールを奪う圧巻の強さを見せるホームチームは、ここから少しペースを落とす。だが、完全に覚醒した新エースと司令塔の勢いが止まらない。19分、エリック・ガルシアからのグラウンダーの縦パスをレヴァンドフスキがヒールを使って背後のスペースへ流すと、これに抜け出したペドリがボックス内で冷静にDFをかわして右足のシュートを流し込み、ドブレーテを達成した。

前半半ばを過ぎると、試合はようやく落ち着いた展開に。バルセロナはデル・プレーテの際どいボックス内でのシュートをGKテア・シュテーゲンの好守で凌ぎつつ、ハフィーニャやレヴァンドフスキにも5点目のチャンスが訪れたが、ここは相手の好守やポストに阻まれた。

結局、4-0のスコアで前半を終えたチャビ率いるチームは、ハーフタイムで6人を変更。ピケとジョルディ・アルバの重鎮2人、総入れ替えの中盤はアンカーにニコ・ゴンサレス、インテリオールにフレンキー・デ・ヨング、ケシエ、両ウイングにオーバメヤン、アンス・ファティが入った。

熾烈なポジション争いにおいて結果がほしい攻撃陣が、後半も早い時間帯にゴールを奪う。49分、ボックス左に抜け出したケシエからの正確な折り返しを、ファーサイドに飛び込んだオーバメヤンがワンタッチで流し込んだ。

その後、60分にはレヴァンドフスキら5選手がお役御免となり、ブラウグラナデビューのクンデやデパイが投入される。一方、プーマスではダニエウ・アウベスがこのタイミングでベンチへ下がり、カンプ・ノウに集まったクレはレジェンドへ惜しみない拍手を送った。

大量得点差に加え、多くの主役がベンチに下がったこともあり、以降はやや大味な展開に。

それでも、試合終盤の84分にはデ・ヨングが高い位置でのボール奪取からそのままボックス内までボールを運び丁寧な右足のシュートを流し込み、6点目を奪取。さらに、直後のピンチはGKペーニャが見事なセーブで凌ぎ、クリーンシートを維持した。

そして、UNAMプーマスに6-0の完勝を収めたバルセロナが、最高の形でラ・リーガ開幕を迎えることになった。

バルセロナ 6-0 UNAMプーマス

【バルセロナ】

レヴァンドフスキ(3分)

ペドリ(5分)

デンベレ(10分)

ペドリ(19分)

オーバメヤン(49分)

F・デ・ヨング(84分)

◆バルセロナ

GK:テア・シュテーゲン(→ペーニャ)

DF:セルジ・ロベルト(→デスト)、アラウホ(→クンデ)、エリック・ガルシア(→ピケ)、バルデ(→ジョルディ・アルバ)

MF:ガビ(→ケシエ)、ブスケッツ(→ニコ・ゴンサレス)、ペドリ(→フレンキー・デ・ヨング)

FW:デンベレ(→オーバメヤン)、レヴァンドフスキ(→デパイ)、ハフィーニャ(→アンス・ファティ)