卓球WTTコンテンダーチュニス<8月1日~6日/チュニジア>最終日の6日、男子ダブルス決勝で木造勇人(個人)/張本智和(IMG)が、薛飛/趙子豪(中国)をゲームカウント3-2で下し、優勝を果たした。今大会、久々のコンビ復活で決勝まで勝ち上が…

卓球WTTコンテンダーチュニス<8月1日~6日/チュニジア>

最終日の6日、男子ダブルス決勝で木造勇人(個人)/張本智和(IMG)が、薛飛/趙子豪(中国)をゲームカウント3-2で下し、優勝を果たした。

今大会、久々のコンビ復活で決勝まで勝ち上がった、木造・張本の2019年全日本王者ペア。その相手は現代のトップ戦線で極めて珍しい、ペンホルダーグリップ同士のペアだ。

まず台上プレーから先手を取って次々と得点する日本ペアが、第1ゲームは11-4で先制する。だが中国ペアも反撃。ペンホルダー特有の裏面チキータレシーブ、重いフォアドライブで2ゲーム目を取り返される。


薛飛/趙子豪 Photo:World Table Tennis

勢いに乗せると怖いのがペンホルダー。第3ゲームはその豪打を跳ね返せずに7-11で失うが、次は張本が再三にわたって決めるカウンター攻撃がペアをけん引して11-9で奪取する。

最終ゲームは3-3の場面から、張本のサーブ権を活かして2得点。

そのままチャンスボールを見逃さず攻めきった日本ペアが、11-6に到達。ハグで優勝を喜び合った。


張本智和/木造勇人 Photo:World Table Tennis

混合ダブルスを妹・美和とのコンビで優勝していた張本は、これで2冠達成。7月はシングルスで優勝、8月は2つのダブルスで優勝と、張本がWTTの舞台で強さをアピールした夏となった。

<WTTコンテンダーチュニス 男子ダブルス決勝>
木造勇人/張本智和 3ー2 薛飛/趙子豪(中国)
11-4/8-11/7-11/11-9/11-6