卓球WTTコンテンダーチュニス<8月1日~6日/チュニジア>本戦3日目の5日、男子ダブルス準決勝で木造勇人(個人)/張本智和(IMG)が、チョ・スンミン/アン・ジェヒョン(韓国)をゲームカウント3-2で破り、決勝に進出した。木造・張本ペアは…

卓球WTTコンテンダーチュニス<8月1日~6日/チュニジア>

本戦3日目の5日、男子ダブルス準決勝で木造勇人(個人)/張本智和(IMG)が、チョ・スンミン/アン・ジェヒョン(韓国)をゲームカウント3-2で破り、決勝に進出した。

木造・張本ペアは2019年の全日本選手権を優勝したり、国際大会で中国ペアを破ったりと、成功を収めてきた。久しぶりのコンビで、世界ランク13位の韓国ペアを迎え撃つ。

日韓の若手ペア同士。日韓戦らしい熱戦で第1ゲームから10オール突入と競り合うが、最後はチョの強烈なカットブロックで12-14と先制される。

だが2ゲーム目からは、日本ペアの打点の早い攻めと繊細な台上プレーが韓国ペアを押し込み、8点、8点で2ゲームを続けて奪う。しかし4ゲーム目は韓国のパワー卓球に押されて4-11で落とす。

最終ゲームは、出足で日本ペアのサーブレシーブが冴えて5-1とするが、ラリーに強い韓国ペアが5-4まで猛追。だが、ここでのタイムアウトで流れを切った日本ペアは、強いレシーブと3球目攻撃で相手を台から下げさせて11-7に到達し、勝利した。

好プレーのあとには手を合わせるなど、コミュニケーションも取れた日本ペアが決勝進出を果たした。


<WTTコンテンダーチュニス 男子ダブルス準決勝>
木造勇人/張本智和 3ー2 チョ・スンミン/アン・ジェヒョン(韓国)
12-14/11-8/11-8/4-11/11-7