卓球のWTTコンテンダーチュニス<8月1日~6日/チュニジア> 本戦2日目の4日、男子シングルス2回戦で丹羽孝希(スヴェンソンホールディングス/世界ランク63位)が、林高遠(中国/同12位)にゲームカウント0-3で敗れた。

ともに27歳でサウスポー同士の2人は、ジュニア時代こそ3勝3敗ときっ抗している。だがシニアの舞台では林高遠が4連勝中で、丹羽が11年ぶりの勝利をねらった。

だが序盤から、林の低く突き刺さるようなスピードボールが次々とさく裂。第1ゲームは4-11で丹羽が落とす。

林高遠 Photo:World Table Tennis

2ゲーム目は丹羽が先に仕掛けて5-2とリードするが、ラリー戦で続けざまに取られて逆転され、6-11で失う。

次も丹羽は得意のフォアハンドを振れず、窮屈な卓球を強いられる。今日の林はあまりにも強く、最終ゲームは1-11で奪われて敗れた。

孫聞(中国)やアン・ジェヒョン(韓国)など、難敵を退けてきた今大会の丹羽だったが、同世代のエース格・林には及ばなかった。これで日本の男子シングルスは全員が姿を消した。

丹羽孝希 Photo:World Table Tennis

<WTTコンテンダーチュニス 男子シングルス2回戦>
丹羽孝希 0ー3 林高遠(中国)
4-11/6-11/1-11