卓球WTTコンテンダーチュニス<8月1日~6日/チュニジア>

本戦2日目の4日、女子シングルス2回戦で張本美和(木下アカデミー/世界ランク66位)が、イ・シオン(韓国/同65位)をゲームカウント3-0で下し、ベスト8に駒を進めた。

1回戦で劉瑋珊(中国)を撃破した14歳の張本。女子ダブルスと混合ダブルスでも強敵を撃破して勝ち進み、昇り竜のような勢いだ。

試合が始まるやいなや、レシーブから強気に畳み掛ける張本。ストップや回転主体のチキータも織り交ぜて、相手に的を絞らせない。

イ・シオン Photo:World Table Tennis

1ゲーム目は11-6で先制し、第2ゲームは韓国選手らしいイのパワードライブに押されるシーンもあったが、張本の前陣攻守がここも上回る。

第3ゲームも張本ペース。突然ロングサーブを出されても崩れず、下回転の強いツッツキでネットミスも奪う。最後はバックハンドで決めた張本がストレート勝ちを果たした。

準々決勝ではヤン・シャオシン(モナコ)と対戦する。

張本美和 Photo:World Table Tennis

<WTTコンテンダーチュニス 女子シングルス2回戦>
張本美和 3ー0 イ・シオン(韓国)
11-6/11-8/11-6