男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は4日、第3シードのT・フリッツ(アメリカ)と第16シードのD・エヴァンス(イギリス)のシングルス3回戦が行われたが、フリッツが6-3, 6-7 (6-8), …

男子テニスのシティ・オープン(アメリカ/ワシントンDC、ハード、ATP500)は4日、第3シードのT・フリッツ(アメリカ)と第16シードのD・エヴァンス(イギリス)のシングルス3回戦が行われたが、フリッツが6-3, 6-7 (6-8), 1-4の時点で棄権したため、エヴァンスが大会初のベスト8進出を果たした。これにより、世界ランク96位の西岡良仁は準々決勝でエヴァンスと対戦することが決定した。
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先月のウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)では初戦敗退となっていた世界40位のエヴァンス。それ以来のツアー大会となった今大会では初戦となった2回戦で世界ランク639位のK・エドモンド(イギリス)をストレートで下して勝ち上がった。
この試合の第1セット、第3ゲームから4ゲームを連取されたエヴァンス。フリッツのサービング・フォー・ザ・セットとなった第7ゲームで1度ブレークを返すもその後のサービスをキープされ、先行を許す。
しかし、第2セットではファーストサービスが入ったときに87パーセントの高い確率でポイントを獲得。互いに1度ずつブレークを奪い合いタイブレークにもつれ込むと3度のミニブレークに成功しセットカウント1-1に追いつく。
迎えたファイナルセット、エヴァンスは第1ゲームでいきなりブレークに成功。直後の第2ゲームでブレークバックを許すも第3ゲームから3ゲームを連取しゲームカウント4-1とリード。ここでフリッツが棄権を表明し、エヴァンスが8強に駒を進めた。
勝利したエヴァンスは準々決勝で西岡と対戦する。西岡は3回戦で第7シードのK・ハチャノフを7-6 (7-2), 7-6 (7-1)のストレートで下しての勝ち上がり。
両者は5度目の顔合わせで西岡の4戦全勝。直近では今年3月のマイアミ・オープン(アメリカ/マイアミ、ハード、ATP1000)2回戦で対戦しており、3-6, 6-4, 6-3の逆転勝ちをおさめている。